郡上八幡寺巡りコース
歴史の息吹を感じる
城下町郡上八幡の寺院を巡るコース

清涼な空気の中、落ち着いた雰囲気で庭園を眺めることができる(慈恩禅寺)

古い街並みをまっすぐ進んだ先に、幕末を生きた人々ゆかりの寺院が佇む(長敬寺)

岐阜県重要無形民俗文化財の大神楽、旧役場前での三社共演(日吉神社)

寺社仏閣にまつわる歴史や資料が好き、雰囲気が好き、建築が好き。人の「好き」は様々です。郡上八幡はあらゆる宗派の寺院が混在する、珍しい街です。お寺ごとの違いや神社にまつわる歴史、今なお続く伝統文化に間近で触れられる、それがこの街のいいところです。車は必要なし、必要なのは少しの体力と、あなたの興味です。

旧庁舎記念館
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10分
慈恩禅寺
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5分
日吉神社
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5分
願蓮寺
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3分
流響の里(昼食、買い物)
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8分
岸剣神社
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3分
善光寺
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2分
安養寺
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6分
宗祇庵(休憩)
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7分
10
大乗寺
徒歩アイコン
3分
11
長敬寺

郡上八幡旧庁舎記念館

市街の中心に位置する散策拠点

郡上八幡旧庁舎記念館は、郡上八幡の中心に建つ、木造2階建ての洋風建築です。平成6年までは八幡町役場として使われ、平成10年には国の登録文化財に指定されました。現在は、郡上八幡の総合観光案内所として観光の拠点になっています。入場は無料、観光案内所、お土産・特産品コーナー、軽食処、休憩所が内設されています。郡上八幡を散策するなら、まずはここで情報を取集!

旧町役場をリニューアルした、西洋風の建物は写真映え間違いなし

お土産コーナーも併設されており、郡上ならではの特産品を買うこともできます

まずは観光案内カウンターで、開催中のイベントや行事などの情報をチェック

10分  駐車場

慈恩禅寺 荎草園

四季折々の表情を見せる
郡上八幡が誇る名庭園
(臨済宗妙心寺派)

慈恩禅寺は、1606年、八幡城主・遠藤盛隆が開いた臨済宗妙心寺派の禅寺です。伽藍奥にある池泉鑑賞式庭園「荎草園」はどの季節に行っても日本人のもつ「和」の心を感じることができます。岩山から流れる滝と背景を逆さに映し出す池が、しっとりとした空間を作り出しゆっくりと眺めていたくなる場所です。例年11月初旬あたりから紅葉が見ごろとなり苔の緑に紅葉の赤が良く映える郡上八幡が誇る、美しい庭園です。
拝観料 大人:500円(7/30特別拝観時 大人:800円)
    子供:300円(7/30特別拝観時 子供:500円)
   (2021年5月現在)

芽吹きの春、初夏のやわらかな新緑、盛夏の青モミジ、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々に表情を変えます

背景の岩山から幽玄な滝の音が響く庭、日本古来の和を感じられます

郡上八幡寺社巡りコース

書院からのパノラマは一枚の絵画のようで息を呑む美しさ

5分

日吉神社

大神楽で暴れ獅子が舞い踊る
(大山咋神)

現在の日吉神社の場所には安土桃山時代以前より、小さな祠が存在していました。郡上八幡城城主・遠藤慶隆が戦勝祈願のため、この祠に日吉社を勧請合祀し、社殿が作られました。それ以降は、歴代郡上八幡城主により保護されてきました。毎年4月に行われる春祭りでは、厄払い、五穀豊穣を願い街々を練り歩く大神楽が催されます。この大神楽は岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。春祭り2日目には年に1度日吉神社、岸剣神社、八幡神社が一堂に会する、大神楽共演が行われます。

神楽の獅子に頭を嚙まれると頭が良くなるといわれています

参道を抜けた先に日吉神社の入り口である石鳥居が正面に見えてきます

階段を上がってすぐ目に入るのは拝殿、中では加持祈祷が行われ、隣には稲荷神社があります

5分

願蓮寺

「お前も死ぬぞ 釈尊」の
掲示板で知られるお寺
(真宗大谷派)

願連寺は、郡上八幡にある浄土真宗大谷派のお寺です。この土地を治めていた、東氏の家臣・石上兵庫が蓮如上人の弟子となり1494年に創立しました。その後、郡上八幡城城主・遠藤慶隆が現在の場所へ移転したと伝えられています。2017年7月住職がお寺の掲示板に書いた「お前も死ぬぞ 釈尊」という言葉がSNSで話題になり、「第1回 輝け!お寺の掲示板大賞」では大賞を受賞しました。これは、物事も命も常に移り変わるものである。という諸行無常の教えを説いている言葉です。

門をくぐると荘厳な願連寺本堂が目の前に現れます

毎年大晦日には除夜の鐘が鳴り響き、多くの人が鐘を突きに訪れます

寺の前にある掲示板には教えの言葉が定期的に書かれています。立ち寄った際には必ずチェックを

3分

流響の里(お土産・昼食)

「郡上ならでは」が何でも揃う、腹ごしらえとお土産ならここ

流況の里に内設されているレストランでは、飛騨牛、奥美濃古地鶏、美濃健豚といった地元を代表する素材を使った料理が楽しめます。
お土産は、郡上八幡最大の品揃えを誇っており、郡上を代表する「明宝ハム」や「鶏ちゃん」だけでなく、「とちの実せんべい」、「くろごま餅」など贈り物として喜ばれるお土産を取り揃えています。ここなら、お目当てのものが必ず見つかります。

外には休憩できるスペースがあり、地元住民や、観光客の憩いの場所として使われています

多種多様な特産品を取り扱っており、旅の思い出となる土産を見つけることができます

「流響の里」オリジナルのお土産もあります

8分

岸剣神社

八幡城本丸跡に佇む神社
(素戔嗚尊)

岸劔神社の名前は、社内に剣が祀られていることに由来しています。1614年、郡上郡気良村(現:郡上市明宝)でひどい旱魃が起きました。宝劔を使い気良川で雨乞いを行うと雨は降ったものの豪雨となり、宝劔が流されてしまいました。宝劔は下流の吉田川で発見され、時の城主・遠藤慶隆がこのそれを祀るために創建したのが始まりとされています。劔が岸に流れ着いたから「岸劔」なのです。当時は現在より川側に位置していましたが、1942年に現在の八幡城本丸跡に移転されました。
岸剣神社でも、春祭りの際には大神楽が行われ、日吉神社同様、岐阜県重要無形民俗文化財に登録されています。

階段をのぼる途中、左手に岸劔神社の参道があります。その先には岸剣神社が佇んでいます

宝劔が祀られる社内は厳かな空気に包まれています

春祭りの日には街の中を練り歩き2日かけて町内ごとに神楽を奉納していきます

3分

善光寺

民宿として営業もしている高台の院
(天台宗)

岸剣神社から下っていくと善光寺があります。善光寺は牛若丸に所縁がある京都鞍馬寺の分院で、もともと白鳥町長滝にありました。明治初年の変革によって廃寺寸前のところ、当時の僧、真誠が、子・真静とともに1897年に現在の場所へ移転しました。境内の「およし観音堂」は八幡城築城時、人柱として犠牲になった女性「およし」を祀っています。眺めがよく、静かで情緒あふれる佇まいの場所です。

岸剣神社から下りてくると左手側に善光寺入り口があります、民宿としても営業しており宿泊客からも「心が洗われる」と好評です

入り口をくぐった本堂内には黄金の大仏の顔だけなどが展示されています

突き当たりにある、本堂横の建物には、釈迦三尊(右)とおよし観音堂(左)があります

2分

安養寺

岐阜県下最大といわれる本堂を持つ真宗大谷派の中心寺院(真宗大谷派)

安養寺は間口、奥行共に16間(約29メートル)の本堂が正面に聳え立つ真宗大谷派の大寺院です。1256年、佐々木高重(西信)により「安要寺」として現在の滋賀県に創建され、福井県大野市、白鳥町へ移転されたのち、1588年に現在の場所へ移りました。戦国時代には寺院として石山合戦に参戦し、その際に足利氏、武田氏、朝倉氏と交わした文書が今も残っています。それらは岐阜県指定文化財となっており、如来像や香炉台と共に宝物殿で公開されています。

門をくぐると大迫力の本堂が飛び込んできます。敷地内では「昔をどりの夕べ」などの催し物が開かれます

宝物殿では足利氏、武田氏との文書をはじめとした岐阜県指定の文化財が展示されています

「あんようじ」という呼ばれ方で親しまれていますが、正しい読み方は「あんにょうじ」

6分

お茶処 宗祇庵(休憩)

清流を楽しみながらゆったりとくつろげる癒しの空間

名水百選の第一号に選ばれた宗祇水のほとりにある宗祇庵。古民家のどこか懐かしい雰囲気と、お茶の香りが迎えてくれる和カフェです。季節によって見た目と味が変化する「宗祇庵パフェ」は、四季折々の味わいを楽しむことができます。縁側からは宗祇水から流れ出る清流を望むことができ、訪れる人の心を癒します。歩き疲れた体を贅沢スイーツと癒しの空間で休めてはいかがでしょうか。

郡上おどりの踊り子をイメージしたデザインのパフェは抹茶と相性抜群

落ち着いた店内でゆったりと休憩時間をお過ごしください

宗祇水のほとりにあり、入口の暖簾が目印です

7分
10

大乗寺

小駄良川沿いに佇む紅葉の名所(日蓮宗)

大乗寺は、1500年代に朝倉氏家臣・清水左衛門尉により郡上市八幡の初音地区に創建され、1603年、遠藤慶隆によって現在の地に移転されました。幾多の大火に見舞われ、現在大乗寺の入り口に建つ山門は1804年に再建されたもので、郡上市の重要文化財に登録されています。敷地内には鬼子母神堂があり、祀られている鬼子母神の字には「鬼」の一画目の「ノ(角)」がありません。角がない鬼の字というのは改心をし、仏に帰依して善神になった鬼や、人助けをした鬼などに用いられます。毎年2月に行われる「節分会」の豆まきでは「鬼はうち、福もうち」という一風変わった掛け声で豆をまきます。

やぐら付きの山門が泰然と構えています

秋になると本堂が美しい紅葉に囲まれ、静寂な空気と相まってついつい見入ってしまいます

都会の喧騒とはかけ離れた趣のあるお寺です

3分
11

長敬寺

幕末維新を生きた人々ゆかりのお寺(真宗大谷派)

長敬寺は1601年、八幡城主・遠藤慶隆が自らの菩提寺として創建しました。また、明治維新に新政府軍と戦った凌霜隊のゆかりの寺としても知られています。1868年の戊辰戦争の際結成された凌霜隊は、会津藩の応援に向かい旧幕府軍として新政府軍と戦いました。会津藩が降伏すると同時に凌霜隊の隊士たちも郡上の獄舎に入れられましたが。獄舎での隊士たちの扱いはひどく、城下の寺の住職たちの嘆願ににより、明治2年に長敬時に移され4か月の謹慎ののち、翌年釈放されたといわれています。江戸から明治へ、時代の変化に翻弄された人々の話が残るお寺です。山門から見る城下の古い街並みは必見です。

長敬寺は郡上八幡の古い街並みを突き当たったところにあります

凌霜隊と長敬寺の関係を残す看板は、幕末や明治維新好きにはぜひとも拝見していただきたいです

山門をくぐり振り返ると、古い街並みの風景が飛び込んできます

周辺マップ

モデルコースの
リクエスト

リクエスト

郡上の楽しみ方をもっと知りたい方は、モデルコースの作成をTABITABI郡上編集部にご依頼ください。「史跡を巡るモデルコースを知りたい」「秋に巡るモデルコースを知りたい」など、リクエストにお応えし、今後のモデルコースのラインナップに加えていきます。

※編集会議にて企画しますので、全てが掲載されるわけではありません。 ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。