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郡上ならでは!の体験を楽しむ

郡上ならでは!の体験を楽しむ

郡上の夏を盛り上げる郡上おどり
かっこいい踊り方を
マスターしよう

郡上の夏の風物詩といえば、400年以上の歴史を誇る「郡上おどり」。日本三大民謡踊りの一つで、7月中旬から9月上旬の約30夜にわたって踊り、日本一長い盆踊りとして知られています。この郡上おどり期間中、郡上八幡観光の拠点である郡上八幡旧庁舎記念館2階のかわさきホールで毎週末行われているのが、「郡上おどり体験教室」です。講師を務めるのは、郡上おどりを現在まで脈々と守り伝えてきた「郡上おどり保存会」のメンバー。まずは講師が手本を踊り、振り付けについて説明します。その後、一つ一つの動きについて、アドバイスを受けながらマスターしていき、慣れてきたら音楽に合わせて踊ります。腕や指先をぴんと伸ばすタイミング、足の出し方など、かっこよく踊るポイントをていねいに伝授してもらえます。国の重要文化財に指定されている10種類もの踊りは、曲調やテンポもさまざま。教室では代表的な「かわさき」「春駒」をはじめ、難しいとされる「猫の子」などをレクチャーします。15時~、16時~、17時~の3部制(8/13〜15の徹夜おどりの日は18時~を追加した4部制)で、講習時間は40~50分ほど。時間帯ごとに違う踊りを2曲ずつ教えてくれます。

誰もが楽しめる「参加するおどり」
習った踊りは、
その夜の本番でさっそく実践!

郡上おどりは、「見るおどり」ではなく「参加するおどり」といわれ、誰でも楽しめるのが大きな魅力。全国から毎年約30万人が踊るために集います。体験教室の参加者も、老若男女が揃うさまざまな顔ぶれです。毎年参加する人、遠方からはるばる訪れる人、3部すべてに参加する人など、熱心なファンもたくさん。郡上おどり保存会のメンバーである講師の話を聞いたり、質問して郡上おどりの理解を深められるのも、体験会ならではのおもしろさです。体験終了後には「おどり終了証」がもらえます。何といっても教室に参加した後、すぐにその日の夜の「郡上おどり」に参加して、自信をもって実践できるのがうれしいですね。なお、体験教室の会場である郡上八幡旧庁舎記念館は、郡上八幡の観光案内所でもあり、国の登録文化財に指定されている木造の建物は風情たっぷり。建物の前の広場は、郡上おどりの中心会場でもあり、おどり期間中は毎晩、大変な賑わいを見せます。昼間は観光案内を行うほか、名産品のショップ、食事処も備えているので思い思いに活用してください。

郡上八幡旧庁舎記念館

住所郡上市八幡町島谷520-1
電話番号0575-67-1819(郡上八幡産業振興公社)
開館時間8時30分~17時(郡上おどり期間中は変動あり)※郡上おどり体験は、郡上おどり期間中の15時~/16時~/17時~の1日3回。8/13、14、15は、18時~を追加した1日4回。電話かWEBサイトにて要予約
休館日12月29日~1月3日
料金入館無料、郡上おどり体験は、郡上おどり期間中は1講座550円(税込)、郡上おどり期間以外も体験可能だが、料金については問い合わせを。
公式サイトhttp://kinenkan.gujohachiman.com/

郡上八幡旧庁舎記念館