集落の暮らしに出会う — 石徹白

文: TABITABI郡上 編集部
投稿日: 2020年2月26日 最終更新日: 2021年1月19日
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音楽やヨガ、そして雑誌まで!
自分たちが楽しいと思うことを起点に人が集まる場に

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日中はカフェで、夜は居酒屋、週末には炭火やきとりも食べれられるというMAGOEMONですが、奥さんの結さんは「普通の街のご飯屋さんと思ってきたら、ちょっと違うかも」と、笑う。

聞いてみると、「SMOKEY RECORD NIGHT」や「MAGO YOGA」など、二人が好きなことをテーマにしたイベントを企画されているそう。近日中に好きな雑誌や書籍を集めた小さな図書館を始めるつもりだということで、本棚を見せてくださいました。

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「楽しそうだと思ったらきてください、っていう感じかな?」と笑う結さんに、頷く靖人さん。石徹白まできたのならお腹を満たすだけではなく、一息をついてゆっくりしてもらいたいというお二人の気持ちが伝わってきました。

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帰り際には、お店の前でミントを摘む二人の姿が。これからの季節はミントシロップが出るみたいなので、次回はミントソーダと人気の米粉のバナナブラウニーのセットを食べにきたい!ご飯ものは予約必須となっていますので、前日までに電話予約するのをお忘れなく。

ありとあらゆる願いが込められた、
手書きの絵馬を見に行こう!

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14時。本日の最終目的地である「絵馬資料館」へ出発。石徹白洋品店からきた道を戻ること1分、大きな絵馬が飾ってある建物が見えました。

絵馬といえば、神社で必ず見かける木の板。合格祈願などされた方も多いのではないでしょうか?今はプリントされたものが一般的ですが、かつては庶民が自ら絵を描いて奉納していたそうです。一体、どんなものなのでしょうか?

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館内にはカラフルな絵馬がところ狭しと掲示されていて、圧巻!目に特化した病気治癒絵馬、恋愛絵馬、疫病絵馬、子育て絵馬、母乳の出を良くする絵馬や、断酒絵馬まで?!

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「人間の困り事はなんでもあります」と、絵馬師の岩田義一さん。病院などに行けなかった時代は、こうして神様にすがるしかなかったのでしょう。必死な思いで描いていたとはいえ、絵はどれも可愛らしく、中には滑稽なものもあって見飽きません。

岩田さんが絵馬と出会った25年前は別のデザインの仕事で忙しかったようですが「将来はこの道でやれるな」とその思いを密かに抱いていたそうです。ついに10年前から本格的に絵馬の制作を始め、2018年には石徹白に絵馬資料館を開館。古典的絵馬や現代絵馬まで数千点を掲示し、絵馬のことを幅広く伝える活動をしています。

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「人の力ではどうにもならないことってあるじゃない。絵馬って、そういうときに救いになることがあると思っていて。神仏に繋がってるというか」

そう誇りを感じさせてくれる絵馬という存在をより多くの人に身近に感じてもらいたいと、随時絵馬作りの体験もされています。

木の板や絵の具、図柄のネタまで全て用意していますので、手ぶらでOK。2時間もあれば誰もが完成できるというお手軽な体験です。希望者には、白山中居神社への案内や奉納などのアレンジも可能だそうです。今のお困りごと、願い事を絵馬にしてみませんか?

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この記事を書いた人

  ねこ編集長

TABITABI郡上 編集部

TABITABI郡上は「度々、何度も訪れたい街、郡上」をキャッチコピーに、郡上市の観光情報や魅力を伝えるメディアです。たくさんある郡上の魅力に触れながら、季節ごと、エリアごとに楽しむことができる旅の提案、郡上市の新しい魅力に触れられる情報を提供し続けていきます。

Photographs by TABITABI郡上編集部

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