日本語

オリジナルも作れる!
郡上おどり「三種の神器」下駄、手ぬぐい、浴衣

文: TABITABI郡上 編集部
投稿日: 2020年2月26日 最終更新日: 2022年3月12日
タグ:

郡上おどりがより楽しくなる! レンタル浴衣で新しい自分に出合う

オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣50 オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣51 オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣52

郡上おどりを楽しむために欠かせない、浴衣。 「浴衣のままずっと過ごすのは大変そうだし、かといって持っていくのは荷物になってしまう」「自分では着られない」という人は、浴衣をレンタルできる呉服店「石山呉服店」がオススメです。

オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣53

女将の石山加代子さんは、4代にわたり郡上おどりに携わる家系で、ご自身も郡上おどり保存会会員として郡上おどりに並々ならぬ思いがあります。

「今でこそ、浴衣で参加する観光客が多い郡上おどりですが、かつては『老若男女、誰でもどんな服装でも踊れる』というキャッチフレーズで、Tシャツ姿で参加する人が多かったのを残念に思いました。郡上おどりには、浴衣でなければその意味が伝わらない振り付けがたくさんあります。郡上おどりをより楽しむためにはぜひ浴衣で踊っていただきたい!と感じ、浴衣のレンタルを始めました。平成10年(1998年)のことです」と女将。踊りシーズンには浴衣のレンタルを行うほか、これまで様々な団体のオリジナル浴衣をプロデュースしてきたそうです。中でも女将デザインの「千代ゆかた」は、クオリティの高さからメディアにも度々登場。郡上市で誕生し、内助の功・良妻賢母として有名な山之内一豊の妻・千代の逸話にちなみデザインされていて、毎年ニューバージョンが発表され、心待ちにしているファンも多いのだとか。

オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣54 オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣55 オリジナルも作れる!郡上おどり「三種の神器」手ぬぐい、踊り下駄、浴衣56

呉服店ならではの厳選された浴衣は、女性用・男性用合わせて150~160着ほど用意され、ペアの浴衣もオススメです。一人ひとりに合う浴衣を女将が提案してくれ、帯の組合せも女将のインスピレーションでコーディネートしてくれるので、いつもと違う、新しい自分の魅力に出合うことができます。この日着せていただいたのは、「千代ゆかた」シリーズの赤心(せきしん)。自分では普段はあまり選ばない赤系で、イメージが変わり新鮮でした。浴衣レンタルは3,500円とリーズナブル。レンタルした浴衣の着付けは無料です。しかも、貴重品以外の荷物や履物を預かってもらえるので、身ひとつでたっぷり踊れるのも魅力のひとつですね。また、着付けのみお願いすることもできます(1,500円)。所要時間は1名約10分!とっても早いです。ただし、女将おひとりですべて行っているため、早めの予約がオススメです。着付けをしていただきながら、郡上おどりの歴史や歌詞・振り付けの意味などもレクチャーしてもらえるので、もう一歩深く郡上おどりを楽しめるのもうれしいですね!「郡上おどりでの浴衣はいわゆる、着物版フィットネスウエア。激しく踊って汗をかいたときの吸水・発汗性がよいクオリティの高い浴衣の着心地を感じていただけたら」と女将。郡上おどりをきっかけに浴衣を好きになっていただき、さらには着物ファンに仲間入りしていただきたい!という呉服屋さんならではの熱い想いも語っていただきました。

手ぬぐい・踊り下駄・そして浴衣。郡上おどりの三種の神器が揃いました。熱い夏の到来が楽しみです!
< 1 2 3

この記事を書いた人

  ねこ編集長

TABITABI郡上 編集部

TABITABI郡上は「度々、何度も訪れたい街、郡上」をキャッチコピーに、郡上市の観光情報や魅力を伝えるメディアです。たくさんある郡上の魅力に触れながら、季節ごと、エリアごとに楽しむことができる旅の提案、郡上市の新しい魅力に触れられる情報を提供し続けていきます。

Photographs by TABITABI郡上編集部

この記事をシェアする