明宝トマトケチャップ
明宝レディースの歴史
まるで完熟トマトの果実をそのまま味わっているような、トマトの旨みがたっぷりと詰まった「明宝トマトケチャップ」。このトマトケチャップが生まれたのは、昭和50年(1975年)に郡上市明宝寒水(旧明方村寒水)の農村の女性たちが「仲良しグループ」を結成したのがはじまりでした。朝晩は涼しく、昼は暑いという寒暖の差を生かし、グループ員がトマトの栽培に取り組み、村全体でもトマト栽培が盛んになると、規格外のトマトがたくさん出るようになったため、市場に出せないトマトをなんとか活用しようとケチャップづくりがスタートしたのです。それから6年の開発期間を経て、遂に平成元年(1989年)に「明宝トマトケチャップ」が誕生しました。生食用のトマトを煮詰めてぎゅっと瓶に詰めた、フレッシュなオリジナルのトマトケチャップは、行楽やスキー、温泉などで明宝を訪れた観光客に大人気となり、多数のメディアでも取り上げられて一躍ヒット商品に。そして、平成4年(1992年)に「株式会社明宝レディース」が設立されました。
「農村で女性たちが働く場所をつくった私たちの先輩主婦のみなさんがいて、役場の方々やお客様、お取引先など、たくさんの方の協力があったからこそ、今があります」と話すのは、現在明宝レディースの代表を務める清水奈美江さん。「最初は何百本から始まった明宝トマトケチャップは、今では年間10万本をつくっています。でも、最初のレシピを守り、毎日地元の女性たちでつくり続けていることは変わりません。地元の食材を使い、安心安全で、本当に美味しいトマトケチャップをこれからもたくさんの方に届けたいと思っています」。
株式会社 明宝レディース
住所 | 〒501-4302 岐阜県郡上市明宝寒水268-1 |
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電話番号 | 0575-87-2388 |
営業時間 | 8時30分~17時 |
定休日 | 第2・4土曜、日曜、祝日、年末年始(工場見学は土曜、日曜、祝日、年末年始休み) |
駐車場 | あり |
株式会社 明宝レディース
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明宝レディースに会いに行こう!明宝のおかあさんたちがつくる、郷土料理の数々に舌鼓
「道の駅 明宝(磨墨の里公園)」にある明宝レディースの直営店「おかみさん」では、明宝で受け継がれてきた郷土料理やご当地グルメが味わえます。おすすめは、明宝寒水で古くから食されてきた「つぎ汁」が付く日替わり弁当。そのほか、鶏ちゃん定食や飛騨牛定食、明宝ハムステーキ定食といった定食メニューも充実。明宝レディースのおかあさんたちがつくる郷土の味が堪能できます。
和食処 おかみさん
住所 | 〒501-4301 岐阜県郡上市明宝大谷1015 |
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電話番号 | 0575-87-3158 |
営業時間 | 9時~16時 |
定休日 | 金曜 |
駐車場 | あり |