縄文洞で
ミステリーツアーを
体験！大滝鍾乳洞・
縄文洞
東海地区最大級!
総延長2kmもの鍾乳洞
「大滝鍾乳洞」
「大滝鍾乳洞」の歴史は2億年以上さかのぼると言われています。この大規模な鍾乳洞が発見されたのは40年以上前。現在公開されているのは、鍾乳石が発達した約700ｍの洞内鑑賞コースです。他ではなかなか見られない金属イオンが溶け込んで赤くなった鍾乳石のほか、光を通すほど透明度が高いものなど学術上貴重とされる鍾乳石があり、現在も研究が続けられています。洞内で一番の見どころは天上界と名付けられた広場です。足を止めて天を仰ぐと幻想的な世界が広がり、思わず息を呑むことでしょう。
そして、大滝鍾乳洞のシンボルでといえば、大滝。地底にある滝としては日本一の規模を誇る落差30ｍの滝で、この滝の位置は地表からは60ｍほど下った位置にあります。近くにいるだけで服が濡れてしまいそうなほど豊富な水量で、大きな水音が周囲に響きわたり清涼感たっぷりです。なかでも雨の日の翌日は、さらに水量が増えて、大滝がさらにスケールアップ！
他の鍾乳洞よりも水が豊富で滑りやすいため、足元にはお気をつけください。また、滝の近くには御神水が湧いていて、ミネラルのバランスに優れた不老長寿の水とされています。残念ながら非公開ではありますが、40ｍの高さを4段になって落下する滝もあり、豊富な地下水が作り出した様々な鍾乳石の造形を満喫できるのも特徴です。
木製の
ケーブルカーに乗って
大滝鍾乳洞へ
鍾乳洞入口まではケーブルカー（24名乗り）で移動します。スイス・インターラーケンのケーブルカーをモデルにした、全国でも珍しい木製の客車を採用しています。栗の木のにおいが残る、温かみのあるケーブルカーが杉木立の急な斜面をゆったりと進み鍾乳洞入口まで運んでくれる様は、まるでアトラクションのよう！探検へと出発するワクワク気分をお楽しみください。
大滝鍾乳洞の近くには縄文時代の住居跡が発見された縄文洞があります。遺跡のほかに高純度の鍾乳石や虫食い天井、石筍等の自然の造形美を楽しむことができる鍾乳洞です。洞内のアップダウンが比較的少ないため歩きやすく、通路が迷路状になっているという特長を活かして、縄文鍾乳洞ミステリーツアーを開催しています。 縄文洞への入場は大滝鍾乳洞での申し込みが必要です。ツアーといってもガイドは付きません。ヘルメットと懐中電灯を貸りて、真っ暗な洞内を懐中電灯の明かりのみで行う探検は、子どもはもちろん、大人も童心に帰ってお楽しみいただけます。足元は整備されているので、小さなお子様も安心ですが、鍾乳洞内は滑りやすいので歩きやすい靴でお出かけくださいね。地中探検という、非日常の冒険気分を味わってはいかがでしょうか。
