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東氏の残した和歌の里

郡上大和、五感で感じる
和歌と歴史に彩られた風景

郡上市・大和エリアは「古今伝授の里」と呼ばれる和歌の里。鎌倉時代から室町時代にかけて約320年にわたり郡上を治めた東氏(とうし)は、和歌に優れた才能をみせた一族で、中でも9代目・東常縁(とうのつねより)は「古今伝授の祖」として知られる人物です。当時の東氏の拠点であった篠脇(しのわき)城及び館跡を整備した「古今伝授の里フィールドミュージアム」は、和歌をテーマとした野外博物館。国道156号線から少し入った静かな山間にあります。敷地内には、古代から現代までの和歌通史を紹介する展示館「和歌文学館」をはじめ、古今伝授や東氏の歴史資料を展示する「東氏記念館」、国の名勝にも指定される美しい「国名勝 東氏館跡庭園」などがあります。また、四季折々、衣替えするように彩を変化させる山々の風景と、鳥や小動物の営み、山野草など貴重な植物を観察できる豊かな自然環境も魅力です。和歌と歴史の世界に想いを馳せながら、ゆったりと雅なミュージアム散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

和歌の里「古今伝授の里フィールドミュージアム」めぐり

和歌の里