郡上のスキー場に車で行く前に|雪道対策ガイド イメージ

郡上のスキー場に車で行く前に|雪道対策ガイド

郡上の“冬あそび”といえば、スキー・スノーボード。名古屋からもアクセスしやすい一方、冬は雪道対策が必須です。はじめて冬の郡上へ車で行く方に向けて、「準備」「当日の判断」「運転の基本」「万が一」の順に、必要なポイントを整理します。

このページでわかること
・出発前に準備すべき装備チェックリスト
・冬用タイヤ規制/チェーン規制の違い(スタッドレスでもチェーンが必要なケース)
・出発前〜現地までの判断フロー(どこで何を確認するか)
・雪道・凍結路での運転の基本と、スタック時の対処

まず結論|必要なのは「冬用装備+情報確認+無理をしない判断」

郡上方面へ冬に車で行くなら、最低限この3点が揃っている状態が安全です。

  • 冬用装備:スタッドレスタイヤ(または滑り止め装置)+チェーン携行
    ※郡上の冬は、天気に関わらずスタッドレスタイヤが必須です。「晴れているから」「規制が出ていないから」といってノーマルタイヤで向かうのは危険です。日陰の凍結や急な天候変化のリスクが常にあります。
  • 情報確認:道路交通情報・道路規制情報を出発前に確認
  • 無理をしない:状況が悪ければ「引き返す/バスに切り替える」判断も選択肢に入れる

高速道路では「冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)またはタイヤチェーンなどの滑り止め装置を装着しないと走行できない」規制(冬用タイヤ規制)があり得ます。 また、大雪時のチェーン規制では、スタッドレスタイヤでもチェーン未装着の車は通行できません

出典リンク

郡上は“南北で積雪差が大きい”エリア

郡上市は南北に長く、標高差も大きい地域です。市内でも、中心部(郡上八幡)と北部(高鷲)で積雪感が変わりやすく、「市街地が大丈夫そうでも、北部のスキー場エリアに入ると一気に冬道」という状況が起こり得ます。

関連リンク

郡上市のスキー場まとめ(アクセス・比較):【2025年最新】岐阜県郡上市のおすすめスキー場10選

出発前チェックリスト(必須/あると安心)

必須(ここが欠けるとリスクが跳ね上がる)

  • スタッドレスタイヤ(4輪)(ノーマルタイヤの雪道走行はNG)
  • タイヤチェーンの携行(チェーン規制・急坂・アイスバーン対策)
  • 時間の余裕(焦り=急操作につながるため)

あると安心(“詰み”を回避する道具)

  • スノーブラシ(車の雪下ろし・スクレーパー)
  • 寒冷地用ウォッシャー液、ブースターケーブル、毛布(車内防寒)
  • スコップ、脱出補助具(スタック対策)

※スタッドレスがない場合は「スタッドレス付きレンタカー」という選択肢もあります。

交通規制の基礎|冬用タイヤ規制とチェーン規制は別もの

チェーン着脱場
チェーン着脱場

混同しやすいので、ここだけは押さえておくと判断が楽になります。

  • 冬用タイヤ規制:スタッドレス等、滑り止め装置がないと走行不可(四駆でも対象になり得る)
  • チェーン規制:大雪時など、冬用タイヤでもチェーン装着が必要な規制

チェーンの着脱は、SA/PA等の「チェーン着脱場」利用が基本です(案内が出たら従う)。

出典リンク

当日の判断フロー|出発前〜現地までのチェックポイント

「いつ・何を見るか」を固定すると、迷いが減ります。

Step1:出発前(前日夜〜当日朝)

Step2:高速に乗った後(SA/PAで“判断の再チェック”)

  • 情報板・規制表示を確認し、必要ならSA/PAの着脱場でチェーン装着(路肩での作業は避ける)

Step3:ICを降りてから(スキー場周辺)

  • 日陰・橋・トンネル出入口は凍結しやすい前提で、速度を落として走行
  • 降雪・凍結が強い日は「引き返す/バスに切り替える」判断も含めて行動

出典リンク

雪道運転の基本(“急”を避ける/車間/ブラックアイスバーン)

雪道は「走れる」より「止まれる」が難しい前提で運転します。

  • 急ブレーキ・急アクセル・急な車線変更など“急”のつく操作は避ける
  • 車間距離を多めに取る
  • 4WD(四輪駆動)を過信しない。発進性能は高いですが、「止まる・曲がる」性能は2WD車と変わりません。むしろ車重が重い分、制動距離が伸びる傾向もあります。
  • 発進はじわりと、カーブ・下りは特に慎重に
  • 屋根の雪は落としてから出発(ブレーキ時に雪崩→視界不良のリスク)
  • ブラックアイスバーン(濡れて見えるが凍っている路面)に注意。橋の上やトンネル出入口付近などは特に警戒

出典リンク

スタック・立ち往生したら(自力脱出/救援/CO中毒注意)

スタックした場合(まず安全確保→可能なら自力脱出)

  • タイヤ周辺の雪を除ける
  • 車をゆっくり前後させ、踏み固めて脱出を試す
  • 脱出補助具やチェーンを活用する
  • 難しければ早めに救援要請へ切り替える(無理に踏み込むと状況悪化)

立ち往生時の重要注意(CO中毒)

ホワイトアウト等で停車する場合はハザード点灯。マフラーの排気口が雪で塞がれると一酸化炭素中毒の危険があるため、救援を待つ間も排気の逃げ道を確保します。

出典リンク

不安な人は「バス・シャトル」という選択肢も

「雪道の運転に自信がない」「チェーン装着が不安」と感じる方にとっては、最初から公共交通やシャトルバスの利用を前提にする方が、合理的です。

  • 郡上では高鷲・明宝エリアのスキー場と主要ターミナル等を往復する無料シャトルの案内があります。
  • 名古屋・岐阜・高山方面から高速バス+シャトルでの導線も整理されています。
  • 各スキー場でもツアーバス運行があるため、公式や旅行会社の情報を確認しましょう。

関連リンク

よくある質問(FAQ)

Q. 晴れていればノーマルタイヤでも行ける?
A. いいえ、行けません。急な天候の変化もありますが、日陰や橋の上は凍結していることもあり、ノーマルタイヤではスリップ事故を起こす可能性が非常に高いです。必ずスタッドレスタイヤを装着してください。

Q. スタッドレスならチェーンは不要?
A. 大雪時などの「チェーン規制」では、スタッドレスでもチェーン未装着の車は通行できません。

Q. 4WD車なら雪道でも大丈夫?
A. 4WDは「進む力」には優れていますが、「止まる・曲がる」に関しては他の車と同じです。雪道での過信は事故に直結するため、慎重な運転が不可欠です。

Q. チェーンはどこで付ける?
A. 高速道路ではSA/PA等にチェーン着脱場が設けられている場合があり、案内に従うのが基本です。一般道でもスキー場近くになるとチェーン着脱場が設けられています。

Q. 雪道運転で一番やってはいけないことは?
A. 急ブレーキ・急アクセル・急な車線変更など“急”のつく操作は避け、車間距離を多めに取ることが推奨されています。

関連リンク

まとめ

郡上のスキー場エリアは冬の路面状況が変わりやすく、「装備」「情報」「判断」の3点セットが重要です。冬用タイヤ規制とチェーン規制は別物なので、当日は道路情報を確認し、無理のない計画で安全に冬の郡上を楽しんでください。


RELATED POSTS
関連する記事