郡上で涼を満喫!阿弥陀ヶ滝荘の流しそうめん
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夏の風物詩といえば流しそうめん。
清らかな水が流れる中で、つやつやのそうめんをすくい上げる瞬間の涼しさと楽しさは、夏ならではの特別な体験です。
郡上で本格的な流しそうめんを楽しむなら、ぜひ訪れたいのが「阿弥陀ヶ滝荘」。
木々に囲まれた涼しい場所で、ゆったりとそうめんを味わうことができます。
東海北陸道 白鳥ICから車で約20分、名古屋からも気軽にアクセスできるのも魅力です。

駐車場から坂道を上っていくと、やがて赤い橋が視界に入ってきます。緑に囲まれた風景の中で鮮やかに映える橋は、阿弥陀ヶ滝荘でのひとときを期待させてくれそうです。
川のせせらぎに耳を澄ませながら歩くと、空気がひんやりとして心地よい涼しさ。自然の息吹を体いっぱいに感じながら進むうちに、気持ちもすっと軽くなっていきます。

そして目指すは坂の上にある「阿弥陀ヶ滝荘」。
木造の山小屋風で、都会では味わえないゆったりとした雰囲気。森に囲まれていて、水の音がずっと耳に心地よく響きます。
天井を見ると鹿のツノ型ライトが可愛くて、思わず写真を撮りたくなる風景です。

受付横にはキッズスペースもあり、小さな子ども連れにはうれしい配慮がされています。
また、席は基本的に相席ですが、取り箸と食べる箸が分けられているので衛生面も安心。
初めて訪れる人でも気持ちよく過ごせるように配慮されていて、家族みんなで楽しむことができます。

特製つゆには最初から擦りゴマとネギが入っていて、地元産の自家製山わさびを溶かしながら味の変化を楽しみます。辛味が少なく旨味たっぷりの山わさびは、たっぷり入れても爽やかな風味。醤油の効いたダシと香ばしいゴマの香りが、冷たくコシのあるそうめんと相性抜群で、食べ始めたら止まらなくなる美味しさです。
(苦手な薬味がある場合は抜いてもらうこともできます。)
つゆ1杯で時間無制限のそうめん食べ放題!繁忙期はつゆのおかわりができないこともあるのでご注意を。

いよいよ席に着くと、黒い岩で作られた流し台に勢いよくそうめんが流れてきます。
白いそうめんがつるつると水の中を滑っていく様子は、見ているだけでも涼しげ。
ところが取るのは思ったより難しく、席に着いている家族連れの子どもたちはキャッキャと騒ぎながら挑戦。取れたときは大喜び、逃したときは悔しがって…それだけでみんな大盛り上がりです。

麺はコシがあってツルッと喉ごし抜群。つゆはダシの旨みにごまの香ばしさがきいていて、山わさびをちょっと混ぜると爽やかにピリッ!味の変化が楽しく、何杯でも食べられちゃいます。
「え、もうこんなに食べた?」と家族で笑い合えば、それだけで心に残るひとときになります。

湧水がそのまま飲めるのも感動ポイント。
冷たくて透き通った水が、暑さを一気に吹き飛ばしてくれます。


せっかくなのでサブメニューも。
炭火焼きのイワナは皮がパリッ、中はふっくらで絶品。塩加減もちょうど良く、川魚がこんなに美味しいなんてとびっくり。
子どもたちには炭火焼き団子が大人気。もちもちで香ばしく、甘めの味噌だれがクセになる美味しさです。
売り切れることもあるので、見つけたら早めに注文するのがおすすめ!

お腹がいっぱいになったら、ぜひ阿弥陀ヶ滝へ。
阿弥陀ヶ滝荘から徒歩10分程で到着します。石畳や階段も整備されているので子ども連れでも安心して歩けます。
日本の滝100選、岐阜県の名水50選にも選ばれている「阿弥陀ヶ滝」。
高さ約60メートルの滝を目の前で見ると大迫力です。

滝つぼ近くまで行くと、細かい水しぶきが顔にかかってまるで天然シャワーのよう。
想像以上の迫力に、立ち止まって見入ってしまいます。
葛飾北斎の浮世絵にも描かれた名瀑で、東海地方でも屈指の絶景スポット。マイナスイオンたっぷりで心も体もスッキリしました。

阿弥陀ヶ滝荘の流しそうめんは、家族連れはもちろん、友達同士やカップルにもおすすめのスポット。自然の中で過ごすひとときは、日常の疲れを忘れさせてくれます。
夏休みやお盆シーズンは特に人気で混雑が予想されますが、予約ができないため、時間に余裕をもってお越しください。
詳しい営業日や営業時間については公式インスタグラム(下記スポット情報に記載)をご覧ください。
この記事を書いた人

TABITABI郡上 編集部
TABITABI郡上は「度々、何度も訪れたい街、郡上」をキャッチコピーに、郡上市の観光情報や魅力を伝えるメディアです。たくさんある郡上の魅力に触れながら、季節ごと、エリアごとに楽しむことができる旅の提案、郡上市の新しい魅力に触れられる情報を提供し続けていきます。