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子どもも大人もワクワク楽しい!
大和エリアでブルーベリー収穫体験

文: TABITABI郡上 編集部
投稿日: 2020年2月26日 最終更新日: 2020年10月9日
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自然豊かな郡上市。大和エリアは梨やぶどうなどの果物が特産品ですが、夏には「ブルーベリー収穫体験」ができることをご存知でしょうか?甘酸っぱくて、小さくて、いくらでも食べられる!みんな大好きなブルーベリーの収穫体験に、子どもたちと出かけてきましたのでレポートします。

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ぎふ大和インターから走ること約10分。山に囲まれた道を進むと、かわいらしい看板とコテージが見えてきました。ブルーベリー狩りができる「イーハトーヴ」へ到着です。

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丘の上のコテージへ行くと、農主の松井さんがお出迎えしてくれます。子どもたちは、芝生に寝転がったりして、早くも大はしゃぎ!コテージで受付を済ませ、松井さんに案内されて目前に広がる摘み取り農園へ向かいます。

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こちらの「イーハトーヴ」でブルーベリー収穫体験を始めたのは2008年のこと。7000㎡もの広い敷地には、ハイブッシュ系・ラビットアイ系など20種類・1000本ほどのブルーベリーが育てられています。品種によって旬が異なり、毎年6月中旬~9月初旬まで楽しめるそうです。2020年は6月20日から受付スタート。翌21日の午前中に出かけたのですが、家族連れのお客様でにぎわっていました。

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摘み取り農園へ到着すると、松井さんが美味しいブルーベリーの見分け方や摘み方を丁寧にレクチャーしてくれます。実が大きいもの、付け根まで黒いものが甘くて美味しいのだとか。よく見てみると、同じ枝についた実でも、グリーンからパープル、そして黒いもの…と様々。しっかり付け根まで黒いものを探します。

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完熟しているブルーベリーはポロンとすぐに採ることができるので、子どもたちでも簡単に採ることができます。早速「誰が一番大きな実を探せるか」という競争!真剣に探していると、松井さんが「こっちに大きいのたくさんあるよ」と声をかけてくれます。

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食べ物の持ち込みが自由ということで、ヨーグルトとサンドイッチ用のパンをクーラーボックスに入れて持参しました。ヨーグルトにブルーベリーを好きなだけ入れて、ぐるぐる混ぜて、うん!美味しい。

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次はサンドイッチ作り。パンに生クリームを乗せて、ブルーベリーを並べて、パクリ。時間制限がないので、子どもたちのペースでゆっくり味わえるのがうれしいですね。子どもたちが簡単クッキングに励んでいる隙に、大人も思う存分楽しむことができました。

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ブルーベリーを堪能したら、コテージへ戻って休憩。木のぬくもりあふれるコテージは、木彫りのふくろうとうさぎがお出迎えしてくれます。実はこれ、松井さんの手作りなのだとか。コテージ内には、絵本と鳥の写真がずらりと並んでいます。

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子ども向けの懐かしいものから大人が読んで楽しい最新の絵本まで、約300冊。爽やかな風が通り抜けるコテージで、うぐいすの鳴き声をBGMにゆったりと絵本タイム。贅沢な時間が流れます。

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壁に飾ってある写真は農園周辺で見かけた珍しい野鳥や昆虫を松井さん自らが撮影したもの。生きた化石と呼ばれるトンボを見かけたエピソードなど、熱心に話をしてくれます。すごく詳しくて驚いていると、松井さんは野鳥の会に所属しているのだとか。納得!本の中には鳥の図鑑もあり、気になる鳥をタッチペンで触ると鳴き声が聞こえてくるというものも!楽しみながら珍しい鳥の鳴き声を聞き、「こんなにたくさん鳥がいるんだね!」と子どもたちは興味津々。写真や図鑑で野生の鳥たちの様子を知ることができて、好奇心を刺激されたようです。

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自然豊かな場所なだけあって、鳥の羽が落ちていることもしばしば。
今日はカラスの羽が落ちているのを松井さんが見つけて、子どもたちに見せてくれました。

ここでは、例年は予約制でブルーベリージャム作りの体験もできるのだとか。残念ながら今年(2020年)は中止しているそうですが、お土産用のジャム(1つ650円)を購入することができます。

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のんびり遊びながら涼んだ後は、お土産用のブルーベリーを摘むために「持ち帰り用パック」(1つ500円)を購入して再び摘み取り農園へ行ってきました。

「イーハトーヴ」とは、宮澤賢治氏が造った「理想郷」を表す言葉。摘み取り農園をはじめ、郡上に珍しい野鳥の写真、絵本、木彫りの彫刻…と、松井さんの夢と温かい気持ちが詰まった摘み取り農園は、まさに「理想郷」そのもの!手作りならではの温かみを感じ、野鳥の勉強までできて、心がほっこり温かくなる旅になりました。つばが広い帽子や日傘、スニーカーでのお出かけがオススメです。

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この記事を書いた人

  ねこ編集長

TABITABI郡上 編集部

TABITABI郡上は「度々、何度も訪れたい街、郡上」をキャッチコピーに、郡上市の観光情報や魅力を伝えるメディアです。たくさんある郡上の魅力に触れながら、季節ごと、エリアごとに楽しむことができる旅の提案、郡上市の新しい魅力に触れられる情報を提供し続けていきます。

Photographs by TABITABI郡上編集部

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