郡上・長良川を
手漕ぎのゴムボートで進む
ラフティングで清流を思いっ切り体感
郡上市に源流を持つ長良川。その青く美しい流れは、「日本三大清流」の一つに認定されています。連なる山々を縫うように、あるいは人々が暮らすまちの中を抜けて、ときにはローカル列車が走る陸橋の下を悠々と、長良川はその表情を変えながら美しく流れています。数人で力を合わせてパドルを漕ぎながら、ゴムボートに乗って川面を進むラフィティングは、そんな長良川の魅力をリアルに体感できるウォーターアクティビティ。激しい水しぶきが上がる激流も、澄んだ川の中を泳ぐ魚まで見える緩やかな流れもあり、それぞれに違った楽しみ方ができます。
ラフティングとは?
長良川でできる水遊びの代表ともいえるラフティングは、数人でゴムボートに乗ってパドルを漕ぎながら川下りを楽しむウォーターアクティビティです。英語の「Raft(ラフト)」とは「いかだ」。つまり、ラフティングは「いかだ下り」のことで、もともとは木製のいかだに乗って川を下るスピードを競うスポーツとして始まったといわれます。近年は専用のゴムボートに乗って急流を下るアクティビティとして、子どもから大人まで幅広い世代に楽しまれています。
郡上の長良川ラフティングの魅力って?
現在は国内の50以上の川でラフィティングができますが、岐阜県の長良川は、北海道ニセコ周辺の尻別川や、群馬県の利根川、徳島県や高知県の吉野川などと並ぶラフティングのメッカとして、全国的にも人気です。特に長良川の源流がある郡上市で楽しめる「長良川ラフティング」の魅力をご紹介します。
- 1 初心者でも参加でき、安全性も高い
- 川の難易度を表す1〜6までのグレードの中で、長良川はグレード3。険しい激流などがないので、初心者でも安心して参加できます。
- 2 川の水質がきれい
- 清流として知られる長良川。鮎やサツキマスが泳いでいるほど澄んだ川でラフティングができるのは、全国でも珍しいことなんです。
- 3 川のすぐそばに人々の暮らしがある
- 長良川は郡上の人々の生活圏の中も流れているので、森林からのどかな田園風景まで、川の周囲の景色も変化に富んでいます。