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盆バサダー®︎大ちゃん、徹夜おどりへ

夏の郡上八幡に夜が訪れると、町全体が祭りの舞台に変わります。お囃子の音が響き、下駄の音が重なり合い、人々の輪が次々と広がっていきます。そんな熱気あふれる夜に向かうのは、盆バサダー®︎大ちゃん。年に一度のお盆の時期だけ行われる「徹夜おどり」に挑むためです。
そんな大ちゃんの一日に密着。とても忙しい一日は、人とのつながりと笑顔であふれた一日でもありました。

大ちゃんに密着レポート!

13:00〜17:00

大ちゃんの郡上の拠点である「波羅葦荘」(ハライソ)にて浴衣販売会

昼下がりの郡上八幡で、浴衣の販売会を開催。訪れる人々と交流し、準備の時間を楽しみます。

18:30〜

白鳥へ移動

19:00〜

あずまやで夕食

まずは腹ごしらえ。地元の味をいただきながら、この後の長い夜に備えます。

20:00〜

白鳥おどり参加

白鳥に着くと、すでに太鼓と唄が響き、輪ができあがっていました。下駄の音が鳴り響き、掛け声に合わせて踊りが広がっていく光景は圧巻です。
早速、踊りを満喫・・・と行きたいところですが、お友達がたくさんいる大ちゃんは皆さんとのご挨拶に大忙し。踊っている最中でもたくさんの人から声をかけられていました。

23:00〜

八幡へ移動

24:00〜

まちなみ交流館で着替え&メイク

日付が変わるころ、交流館で大ちゃんは女装コスプレに変身開始。女性のメンバーにメイクを施してもらい、ウィッグを整えながら笑いが起き、支度の場はちょっとした楽屋のよう。普段の浴衣姿からガラリと雰囲気が変わり、徹夜おどりの夜にユーモアと非日常が加わっていきます。

01:30〜

コスプレで踊る

女装した男性を含む、フォークダンス姿の一行が輪の中へ。周囲からは「おぉ!」と驚きと笑い声があがり、踊りの場が一気に明るくなります。ちょうど疲れが出はじめる時間だからこそ、コスプレ姿で踊りを披露し、みんなに元気を届けたい。そんなメンバーや大ちゃんの思いが込められています。非日常感とユーモアが加わることで、会場全体がふっと笑顔になり、再び踊りへのエネルギーが湧き上がっていきます。

02:30〜03:00

浴衣へ着替え

03:00〜過ぎ

浴衣でおどり

再び浴衣に着替えて輪の中へ。深夜とも思えない熱気が町を包み、参加者全員が夢中になって踊り続けます。夜明けが近づくにつれ、疲れよりも不思議な高揚感に包まれ、時間の感覚すらなくなっていく。気づけば心も体も、踊りそのものに溶け込んでいます。これこそが徹夜おどりの醍醐味です。

05:00〜

まつさか で〆

夜が白みはじめる頃、いよいよ郡上おどりの締めくくり「まつさか」が流れます。徹夜で踊り続けた仲間たちと一体になり、最後の力を込めて踊り切った瞬間、会場には拍手と笑顔があふれました。長い夜をやり遂げた充実感と、踊りきった喜びが全身に満ちる。その証のように、大ちゃんの顔にも最高の笑顔が浮かんでいました。

夜の始まりから夜明けまで、郡上と白鳥をめぐる徹夜おどりの旅。浴衣やコスプレに身を包み、仲間や初めて出会った人たちと輪になって踊り続けた時間は、まさに非日常そのものでした。最後の「まつさか」を踊り終えた大ちゃんの笑顔が物語るように、疲れも眠気も超えて残るのは、踊りを通じて生まれた一体感と喜び。その余韻を胸に、今年の徹夜おどりの夜は幕を閉じました。

徹夜おどりが気になっている人にひとこと!

徹夜おどりの楽しさは、ただの朝まで踊るというだけではありません。夜通し踊るその輪の中には、本当に踊りが好きな人たちが集まっています。見知らぬ人同士でも、太鼓と下駄の音に導かれて、自然と心が通い合うような一体感が生まれるんです。
僕たちは、深夜に仮装をして踊ることもあります。ちょっとしたサプライズのようなものですが、これは夜が更けて少し疲れが出てくる時間に、みんなに笑顔になってもらいたいという思いから始めたこと。踊りの場が少しでも明るく、楽しくなればうれしいんです。
そして、夜明けが近づき、空が白み始めるころ。長い夜を踊りきったときに感じる達成感は、言葉では言い表せないほどのものがあります。あの瞬間の気持ちよさを、ぜひ一度体験してほしい。
少しでも気になっているなら、ぜひ勇気を出して輪の中へ。来年は、一緒に徹夜おどりの夜を踊り明かしましょう!