アウトドアコンシェルジュの旅日記 ひるがの高原で夏を満喫!親子で行く「マイクロツーリズム」
郡上のアウトドアコンシェルジュ奥村です。
郡上も夏本番!
山の木々もますます燃え、緑が目に鮮やかです。
せっかくの夏休み、「子どもたちとどこか旅行に行きたいなー」、と思いつつもこのコロナ禍、遠方への出かけるのも気が引けるところ…。
いやいや、ちょっと待って!
私が住んでいるここ「郡上」は、アウトドアの聖地と言われる場所です。
なにも遠くへ行く必要ないじゃないか!
ということで、早速お休みをいただき、郡上市北部のひるがの高原にてバカンスしてまいりました!
目的地は、郡上市最北部「高鷲町ひるがの高原」
標高900mに位置し、夏場でも涼しいひるがの高原は人気の別荘地でもあります。
避暑に別荘へ…って憧れませんか?
そんな優越感を疑似体験すべく、今回の宿泊は貸別荘です。
おしゃれな貸別荘泊で旅をフリーに!
お世話になるのは、Orkひるがのさん。
各棟ごとにオーナーさんが異なり、それぞれにこだわりが光るおしゃれな貸別荘ばかりです。
1棟貸し切りなので、チェックインからアウトまでフリーに過ごせるのも魅力のひとつですね!
今回、私達がお借りしたのは「コティ」
木材を積み上げて建てられているログスタイルの貸別荘は、木の良い香りでいっぱい。室内でもまるで森の中にいるような爽やかさでした。
自宅のような居心地の良さに、早速くつろぎ出す子どもたち笑
夕ご飯は、貸別荘のテラスでBBQ!
お肉に旬の野菜、焼きそばにマシュマロなどの食材や、炭や火起こしの道具などはすべて用意してくれるので、私たちは美味しくいただくだけ!
時間も気にせずお腹いっぱいBBQを楽しみました。
日が落ちて…。夜の過ごし方
食後は焚き火コーナーへ。
マシュマロを焼く子どもたちの横で、コーヒーを飲みながらまったりタイム。
ゆらゆら揺れる焚き火は、見てるだけでリラックスできますね。
日頃の疲れが抜けていくようです。
貸別荘に戻ってからは、カードゲームで白熱!
カードを握りしめたまま、いつの間にか寝落ちしていました笑
バカンス2日目!アクティビティ満喫Dayのスタート!
セグウェイに乗って、ひるがの高原の深部を探訪!
翌日の朝は、同施設のOrkアドベンチャーでのセグウェイツアーに参加しました。
ガイドは、先日行われたアクティビティ研修でもお世話になった地元高鷲っ子のAKIさん。
子どもたちはセグウェイに乗るのは初めてでしたが、AKIさんの丁寧なレクチャーのおかげで出発する頃にはすっかり乗りこなせるようになりました。
約80年前のひるがの開拓期に作られた旧道と原生林を、セグウェイで探訪します。
森の中はひんやり涼しくていい匂いで気持ちいい!
運がいいと、この森に住む野生の動物(主にウリボー笑)にも出会えるとか。
今回のツアーテーマは「夏祭りカフェツアー」ということで、休憩タイムにスーパーボールすくいを楽しみ、かき氷をいただきました。
初めての乗馬にドキドキ?
お昼からはひるがの木曽馬牧場へ。
「ひるがの木曽馬牧場」は、「Orkひるがの」から車で約5分の場所にあります。
子どもたちはベテランのウメちゃんとハッピーちゃんに、私はルーキーの小太郎くんに乗せてもらい、ひるがの高原をお散歩しました。
ウメちゃんとハッピーちゃんは、さすがベテラン。落ち着いた様子で一歩一歩ゆっくり歩きます。
一方、小太郎くんは、道脇の美味しそうな草が気になって仕方ありません笑。
オーナーの清水さんに注意されても、何回もチャレンジする様子が可笑しくて、とっても愛らしかったです!
ツアー中は清水さんはじめスタッフの方が同行してくださるので、乗馬が初めての方でも安心して楽しめますよ!
木曽馬や、ひるがのという地域のことなど、いろいろなお話を聞かせていただけるのも嬉しいポイントです!
お馬さんたちは、みんな優しくて本当に可愛い!
ツアーが終わっても離れがたく、しばらく遊ばせていただきました。
ひるがのに来たら絶対に食べたい!「ソフトクリーム」
ひるがの木曽馬牧場を出てたかすファーマーズへ。(ひるがの木曽馬牧場から車で約2分)
今回、絶対食べようと決めてたのが「たかすファーマーズ」のソフトクリームです。
初めて食べた時には、私、ちょっとびっくりしました!
初めて食べる子どもたちの反応は…?
「牛乳やん‼」
そう!それそれ!
まるで牛乳を食べているかのような濃厚さ! でも不思議と後味がスッキリとしているんですよね。
ひるがの高原のきれいな水と、清々しい風を受けて育った牧草。それを食べて育った乳牛から採れる「ひるがの高原牛乳」を使っているから、濃厚でも爽やかなんでしょうね!
美味しかったです!ごちそうさまでした!
まだ帰りたくない!どうする?
1日のスケジュールを終えてもまだまだ遊び足りない私たちは、帰り途中にあゆパークへ。(たかすファーマーズを出て、156号線を南下。車で約20分)
「あゆパーク」では、鮎のつかみ取りや釣り堀、クラフトなどのいろいろな体験ができます。
残念ながら体験は終了していましたが、河原へ降りて水切り遊び。
心地よい川風に吹かれながら楽しかった2日間を振り返り、ようやく帰路につきました。
今回の旅は、いわばスーパーマイクロツーリズム。
コロナ禍でどこにも行けない夏休み…と思うなかれ、遠くへ行かずとも「非日常」が味わえる最高な旅はできるのです。
その「非日常」は目の前にありました。
なんという贅沢でしょう。
郡上には、遊園地も大きなショッピングセンターもないけれど、郡上というフィールド自体がすでに広大なテーマパークのようなもの。
あゆパークを出る時の、子どもたちの「また行こう!」という言葉がそれを証明してくれました。
公式インスタグラム @gujo.outdoor.exp