【名古屋から郡上へ】愛知県から郡上市に移住!
補助金など必須情報まとめ

文:IROIRO郡上編集部
投稿日: 2024年3月24日 最終更新日: 2024年7月21日
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「愛知県から郡上市に移住」を例に、新生活に役立つ情報をピックアップ! 補助金制度をはじめ、郡上市への移住にプラスになる情報をまとめてみました。「郡上への移住を考えているけれど、何から始めれば……」と悩んでいる人、必見です。補助金制度をうまく活用すれば、どんな世帯も出費を抑えることができますよ!

■移住相談はこちら
郡上・ふるさと定住機構

49歳以下に支給される補助金制度を活用しよう!

テーブルや雑誌が並べられた室内

郡上市には様々な補助金・支援補助金制度がありますが、条件を満たす49歳以下の移住者全員に支給されるのが「郡上市移住奨励金」です。

・「郡上市移住奨励金」

2人以上の世帯で郡上市に転入する場合は10万円、単身での転入は5万円の支援補助金を受けられる制度。郡上市内で就職・創業した場合は10万円上乗せされます。「転入日の年齢が49歳以下」「郡上市に住民票を移した日の前5年間、市外に在住していた」などの移住条件をはじめ、就業等要件、その他の要件、世帯の構成要件を満たす方を対象に支給されます。49歳以下のタイミングで郡上市への転入を予定しているなら、この制度をしっかり活用するのがおすすめです。

住んだら生活費はどう変わる?
愛知県と郡上市の生活費比較

たくさんの新鮮な野菜が陳列されている道の駅の野菜売り場

実際に移住するとなると、気になるのが、日々の暮らしに関わるお金の問題。「月々の生活費は、今と移住後でどう違う?」という疑問に答えるべく、名古屋市と郡上市の平均的な家計情報を調査。単身世帯と2人以上の世帯にわけて、平均的な年収、そして食費や水道光熱費などの支出を比較してまとめました。平均的な収支バランスを知っていれば、郡上市に移住したあとのイメージがしやすくなるはずです。

【平均世帯年収】

項目平均年収
名古屋市597万円
郡上市497万円

年間支出データ【単身世帯】

項目食費電気代水道代ガス代交通・通信費
名古屋市53万8000円6万3000円2万4000円4万4000円23万5000円
郡上市38万2000円5万円2万円2万8000円19万8000円

年間支出データ【2人以上の世帯】

項目食費電気代水道代ガス代交通・通信費
名古屋市97万7000円12万円5万7000円7万円48万8000円
郡上市69万4000円9万6000円4万8000円4万5000円41万2000円

買う? 借りる?
移住に欠かせない住まいのいろいろ

山の上から見下ろした郡上の街

家を “買う” のか、“借りる” のか。これも移住するうえで悩む大きな問題のひとつ。買うにしても、借りるにしても、頭に入れておいてもらいたいのが「使える補助金制度は、うまく活用する!」ということです。郡上市には住まいにまつわる様々な奨励金・補助金・支援補助金の制度が用意されているので、これらを活用して生活スタイルに合う家を用意しましょう。

「買う・建てる・リフォームする」に
使える補助金制度をうまく活用しよう

現在、郡上市には「家を買う・建てる・リフォームする」という移住者(条件を満たした方)への奨励金・補助金・支援補助金の制度が4つあります。

・住宅もしくは店舗の新築・増改築・リフォームを考えている場合

「郡上市産材住宅建設等支援奨励金」上限額:70万円

・買った空き家、借りた空き家をリフォームしたい場合

「郡上市空き家等活用改修費補助金」上限額:30万円

・郡上市内で3世代同居を考えている場合

「郡上市三世代同居等支援住宅補助金」上限額:15〜50万円

・夫婦で家を買いたい・借りたい、リフォームしたい場合

「郡上市結婚新生活支援補助金」
  上限額:夫婦ともに39歳以下=最大30万円
      夫婦ともに29歳以下=最大60万円

「郡上市結婚新生活支援補助金」は、新居となる家の購入費用や賃貸料、リフォーム費用だけでなく、引越し費用の一部も対象となります。これらの制度は郡上市での新生活を、大きく後押ししてくれるはず。補助金予算は上限に達すると受付が終了となる場合があるので、早めに申請しておきましょう。

また、リフォーム前提で空き家を探すなら、空き家の情報を検索できる「 空き家バンク」(https://gujo-c21219.akiya-athome.jp/)の活用もおすすめ! 「移住実現のために、住まいについていろいろ聞いてみたい」というときは、「郡上・ふるさと定住機構」(https://www.furusato-gujo.jp/)の移住相談窓口に相談してみましょう。

参考までに、愛知県と郡上市で比較した「築10年/70m²の中古マンション」の家賃相場を調査したところ、下記のようになっています。

【家賃相場】

項目家賃
名古屋市14万9000円
郡上市9万6000円

様々な働き方をサポートする奨励金・補助金制度が充実

石畳の通りを歩くスーツを着た男性

これまで愛知県から郡上市へ移住した方を見ても、「愛知県でそのまま働く」「郡上市の企業に就職する」「心機一転、開業する」など、働き方の方向性はさまざま。郡上市には、それぞれの働き方をサポートする奨励金・補助金制度が充実しているので、「予定している働き方には、どの補助金が使えるか」を事前にチェックしておきましょう。

・愛知県でそのまま働くなら

「郡上市居住者通勤費補助金」 移住者が市外の職場へ通勤するために要する経費の一部(上限額:5000円/月)を補助。

・郡上市の企業で働くなら

「郡上市新規学卒者等就職奨励金」
新規学卒者に郡上ふるさとコインで10万円が交付される。

「郡上市介護職員奨励金返済支援事業」
介護職員の奨学金の返済を支援。
(最大で100万円/20万円×5年間)

・開業を考えているなら

「郡上市空き店舗等活用事情補助金」 空き店舗等を活用して事業を営もうとしている方が活用できる。 (補助金額=補助対象経費2分の1以内/上限額:50万円)

それぞれに必要な条件を満たしていることが必須ですが、新生活に向けてぜひ活用してください。

子育て&教育体制も◎
ファミリーで移住も心配なし!

出費がかさむ子育てをしっかりサポート

下の子が乗るカートを引っ張る男の子とその様子を見守る両親

「子供が学校に入学する前に移住できたら……」と考えている小さなお子さんがいるファミリーが移住する際に気になるのが、子育て環境と学校教育。何かと出費がかさむ子育てですが、郡上市は子育て支援のシステムも充実! 子育て世代にプラスになる事業や制度をまとめてみました。

・「がんばれ子育て応援事業」

3人以上のお子さんを養育している保護者を対象として、3人目以降のお子さんが5歳になる年までの6年間、毎年10万円の「郡上市共通商品券」を給付。

・「乳幼児・小中学生医療費助成制度」

0歳から15歳に達する日以後の最初の3月31日までの分を対象に通院・入院費を助成する制度。

・「郡上市教育ローン利子補給制度」

子弟等を大学等(高等学校を除く)に就学させるために、民間金融機関(消費者金融を除く)及び日本政策金融公庫から教育ローンを借り受けている方に利子補給を行なう制度。

・「郡上市青少年育英奨学資金貸付制度」

高校、大学、専門学校などに入学を予定されている人や在学中の人で経済的理由により授業料等の支払いが困難な方を対象に、一定の所得基準により就学資金の貸付を行なう制度。

・「郡上市高等学校通学費補助金」

郡上市内の高等学校に在籍する生徒の通学費の負担軽減などを目的として、長良川鉄道や路線バスを利用して通学する市内の高校生の保護者に対し、定期券の費用の一部を補助。

上記のような事業や制度のほかにも、子育て関連の手続きをオンラインでの電子申請できるようにし、妊娠・出産・育児などの負担軽減を図った「子育てワンストップサービス」や、取り組みに賛同した協力店舗に授乳とおむつ交換ができる場所を整備し、乳幼児を連れての外出を支援に取り組んでいる「赤ちゃんの駅」など、子育て世代に優しい取り組みが行なわれているのも、うれしいポイントです。

ALTやICTを活用した学校教育も展開

子供たちに勉強を教える男性

子どもたちの教育に力を入れているのも、郡上市の特徴のひとつ。「ふるさと郡上を誇りに思い、未来を切り拓く、たくましく共に生きる郡上人の育成」を目指し、確かな学力と豊かな心を育む教育が推進されています。 最近では各学校に配置されている外国語指導助手(ALT)を活かし、授業・行事・休み時間なども含めて児童が外国語を用いたコミュニケーションを楽しみ、慣れ親しめる環境作りがされていたり、教育のデジタル化も浸透。すでに児童・生徒へのタブレット端末の整備も完了しており、ICTを活用した学習が展開されているなど、大人の私たちが聞いても「こんな教育を受けたかった」とワクワクするような環境が整備されています。

実際に移住するにはどうすればいい?
移住までの大まかな流れ

畑と山

【1】「なぜ移住したいか」理由を明確にする

まずはなぜ郡上に移住したいのか「移住したい理由」を明確に話せるようにしておきましょう。これは、移住準備のための情報収集をする中でも大切な要素となります。

【2】移住相談窓口に相談する

具体的に移住の検討を進めるため、そしてさまざま角度から情報を収集するためにも、移住相談窓口に相談しましょう。「郡上・ふるさと定住機構」(https://www.furusato-gujo.jp/)では、対面での移住相談、オンライン移住相談を行なっています。また、名古屋にも岐阜県への移住を相談できる移住相談窓口(https://www.gifu-iju.com/consultant/)があるので、こちらを活用するのもおすすめです。

【3】郡上市を訪れる

移住において、現地訪問はマスト。インターネットでも情報は集められますが、実際に訪れて移住する先に致命的な”移住できない理由”がないかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
郡上市には、さまざまな体験ができる「お試し移住」のプログラムがあるので、こういったプログラムを活用して郡上の良さを再確認しながら現地情報を集めるのもいいでしょう。

暮らすように旅する~農家民宿でプチ移住体験!
郡上暮らし体験“オーダーメイドプラン”

【4】移住の計画を立てる

移住するにあたって仕事はどうするか、家や車を購入する場合は資金はどうするか、いつ引越しをするかなど、さまざまな計画をしっかりとたてて、補助金などの情報もしっかりとチェック。快適な新生活を始めるために必要な準備をしましょう。

【5】移住に関連する手続きをして、引越しをする

転職や退職に伴う健康保険の切り替え、子供がいる場合は児童手当受給など、状況によってすべき手続きや行なうべき時期が異なりますが、必要な事務手続きをして、引っ越しをしましょう。

心満たされる森と水のまちで
“郡上暮らし”を始めてみませんか?

あぜ道を歩く4人の子供たち

緑に囲まれ、長良川の豊かな水源に恵まれた岐阜県郡上市は、夏は7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上にわたって開催され、ユネスコ無形文化遺産にもなっている「郡上おどり」をはじめとする“おどり”、冬は市内10カ所にあるスキー場でウィンタースポーツ、1年を通して楽しめるキャンプやアウトドアアクティビティなど、四季折々の楽しみや見どころがたくさんあるとっておきの場所。名古屋や温泉地の下呂まで車で1時間とアクセスもよく、不便さを感じることもありません。

「自然の中で暮らしたい」「子供たちをのびのびと育てたい」そう考えているなら、郡上はぴったり。今回紹介した補助金制度・住まい・仕事・子育てなどの情報をチェックして、“郡上暮らし”実現に向けて、しっかり準備していきましょう。

■移住相談はこちら 郡上・ふるさと定住機構

■空き家情報はこちら 空き家バンク

■お試し移住体験はこちら 暮らすように旅する~農家民宿でプチ移住体験!

■郡上の魅力はこちら https://tabitabigujo.com/appeal/

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IROIRO郡上コラムは、郡上市ふるさと定住機構監修のもと、「郡上市ともっと関わりたい!」「住んでみたいかも!」と思い立った人に役立つ情報をお届けするメディアです。郡上市で暮らす人や、地元に根付く企業のほかイベントや移住支援情報など、観光以外の郡上市の魅力を発信していきます。

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