【郡上市の補助金】知っておきたい!移住の時に役立つ補助金・支援情報

文:IROIRO郡上編集部
投稿日: 2024年3月24日 最終更新日: 2024年7月21日
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今回は、郡上市に移住する際にチェックしておきたい、補助金や支援情報、子育て情報をピックアップ!“移住を検討しているけれど資金面に不安がある”という人、必見の情報です。
市の補助金制度などを上手に活用し、出費を押さえて“憧れの郡上暮らし”を叶えてくださいね!

■移住相談はこちら
郡上・ふるさと定住機構

もくじ

郡上市で暮らす

緑に囲まれた道を歩く男性

移住・転入は、引越し代金はもちろん、住宅を買ったり、借りたりなど、さまざま面でお金がかかります。「総額はどのくらいだろう・・・」と、資金面が気になるという人も多いのではないでしょうか。

こういったお悩みを解消するためにも、移住に伴って給付・活用できる補助金や支援制度を活用しましょう!どの補助金にも一定の条件をクリアすれば給付されるため、まずはどんな項目があるのかチェックすることから初めてみてください。

郡上市外からの転入は49歳以下で2人以上なら10万円
「郡上市移住奨励金」

郡上市外から移住・転入する49歳以下の人全員を対象に支給される補助金です。

給付には「移住等の要件」「就業等の要件」などの条件がありますが、49歳以下で転入を予定しているなら、この制度の活用がおすすめです。

  • ▶ 補助金の額
  • ・単身で転入:5万円
  • ・2人以上の世帯で転入:10万円
  • ・市内で就職・創業した場合は、10万円上乗せ
  • ・支給は、郡上市電子商品券「郡上ふるさとコイン」又は、「郡上市共通商品券」
  • ▶ 移住等の要件(一部抜粋)
  • ・転入前の5年間、市外に在住していたこと。
  • ・転入後、5年以上継続して郡上市に居住する意思があること。

東京から移住するなら2人で100万円
「東京圏から岐阜県への移住にかかる移住支援金」

現在は東京都に住んでいるけれど、郡上市も含め岐阜県へと移住を検討している人におすすめの支援金です。なお、お子さんと一緒の場合は支援額がぐんと増える嬉しいポイントも兼ね備えています。

  • ▶ 支援金の額
  • ・単身で転入:60万円
  • ・2人以上の世帯で転入:100万円(18歳未満のお子さんも一緒に移住する場合は、1人世帯30万円を加算)。(R6.4.1以降の支給額)
    例えば、夫婦と小学生のお子さん2名での移住であれば、130万円の支援金を受け取れます。
  • ▶ 移住等の要件(一部抜粋)
  • ・転入前の10年間のうち通算で5年以上及び転入直前に連続して1年以上、東京23区内に在住していた人。
  • ・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県のうちの条件不利地域以外の地域に在住していた場合は、東京23区内に通勤していたこと。
  • ・転入先の市町村に5年以上継続して居住する意思があること。
  • ▶ 就業等の要件
  • ・岐阜県のマッチングサイト「ジンサポ!ぎふ」において、就業先の求人が移住支援金の支給対象として指定された求人」に、応募し就業した人
  • ・専門人材として県内企業に就業した人
  • ・テレワークで就業を継続する人
  • ・移住先の市町村の関係人口として認められた人
  • ・社会的事業分野で起業した人

新婚生活の支援金も最大60万円
「郡上市結婚新生活支援補助金」

男女の銅像と奥に見える城

幸せいっぱいの結婚生活は、住まいの準備や引越しなどで何かと出費も多いものです。結婚式やハネムーンを検討しているならなおのこと。
「新生活の拠点は郡上市で!」と考えているなら、年齢に合わせた補助金を受け取り、快適な新婚生活をスタートさせましょう。

予算の上限に達すると受付終了となるため、早めの申請がおすすめです。

  • ▶ 補助金の額
  • ・夫婦ともに39歳以下なら最大30万円
  • ・夫婦ともに29歳以下なら最大60万円
  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・対象となる期間内に婚姻届を提出した夫婦
  • ・婚姻時の夫婦の年齢がともに39歳以下であること
  • ・夫婦の合算所得が500万円未満であること。
  • ▶︎補助の対象
  • ・住宅購入
  • ・住居新築、リフォーム
  • ・住居賃貸借
  • ・引越し

郡上市で家を持つ場合も補助金が受け取れる

田んぼのそばに立っている赤い屋根の家

移住・転入に伴いって、家を新築したり改修したり・・・持ち家を持ちたいという夢を叶えたい!という人に嬉しいサポートもあります。
状況に応じ該当する補助金が異なるため、まずは持ち家のイメージを固めることから初めてみましょう!

なお、制度によっては予算の上限に達すると申請受け付けが終了する場合があるので、市の公式HPなどでの確認がおすすめです。

住宅や店舗の新築、増改築、リフォームするなら
「郡上市産材在宅建設等支援奨励金」

住宅や店舗を新築したり、増改築やリフォームする場合、市が定めている一定の条件を満たせば、奨励金として最大70万円が受け取れる制度です。

  • ▶︎対象者(一部抜粋)
  • ・市内に住所を有し、奨励金申請住宅に居住する人(完成後に郡上市に転入し、当該住宅医居住する場合も含む)
  • ・事業者は市内に常に使用する事務所又は事業所を有する個人又は法人
  • ・市内の建設業社と契約し、郡上市産材(郡上市内で伐採された原木を加工した木材)を使用していること
  • ・市町村税及びこれに準ずる納付金の滞納のない人
  • ・交付対象となった住宅等に5年以上居住することが確実であると見込まれる人
  • ▶︎奨励金額
  • ・郡上市産材使用量(m3)×30,000円(1m3未満は切り捨て)最大70万円

買った空き家・借りた空き家をリフォームするなら
「郡上市空き家等活用改修補助金」

市内の空き家を買ったり、借りたりした人が空き家をリフォームする際の費用の一部を補助してもらえる制度です。

  • ▶︎対象者(一部抜粋)
  • ・市内に空き家等を所有する人から当該空き家等を賃借または購入し、原則3年を超える期間の居住が見込まれる人
  • ▶ 補助金の対象事業費(一部抜粋)
  • ・空き家等の外装、内装、設備の改修で、その総額が税込50万円以上であること。
  • ・市内に事業所を有する事業者による改修工事であること。
  • ▶︎補助金の額
  • ・補助対象経費の3分の1の額(最大30万円)

移住・転入で新たに“親・子・孫”の三世代で同居や近居を始めるなら
「郡上市三世代同居等支援住宅補助金」

移住や転入を機に、親・子・孫の三世代で同居や近居をする場合に、住宅の取得や増改築、リフォームにかかる費用の一部を補助してもらえる制度です。

  • ▶ 補助金の対象者(一部抜粋)
  • ・3年以上にわたり三世代同居及び近居を継続する見込みがあること。
  • ・補助金の交付申請日において、当該世帯が自治会に加入または加入見込みであること。
  • ▶︎必須条件
  • ・孫は胎児または0歳〜15歳(最初の3月31日)であること。
    ※祖父母+親夫婦+子夫婦(子なし)は対象ではありません。
  • ▶︎補助金の額
  • ・区分によって異なり、15万円〜最大50万円

災害への備えとして住宅の耐震化を検討しているなら
「郡上市建築物等耐震化促進事業における助成制度」

晴わったった空と家

郡上市では災害に備え、住居や店舗などの建築物を対象に、さまざまな助成制度があります。

《木造住宅無料耐震診断(一戸建て住宅)》

保有している木造住宅がどのような状態か知るための診断で、希望すれば「岐阜県木造住宅耐震相談士」によって無料で耐震診断が受けられる制度です。

  • ▶︎利用要件(一部抜粋)
  • ・昭和56年5月31日以前に着工建築された木造建築物であること
  • ・店舗兼住宅の場合は、延べ面積の過半が住宅として使用されていること
  • ・丸太組工法又は大臣等特別の認定を受けた工法でないこと など
《木造住宅耐震補強工事費補助事業》

耐震診断を受けた結果、「補強が必要」と判定された住宅に対し、耐震への補強工事費の一部を補助する制度です。

  • ▶︎利用要件(一部抜粋)
  • ・昭和56年5月31日以前に着工建築された木造住宅であること
  • ・現に居住又は工事後に居住を予定していること
  • ・岐阜県木造住宅耐震相談士が設計・工事監理を行う耐震補強工事であること など
  • ▶︎補助金の額:最大110万円
《建築物耐震診断事業》

木造建築ではない一戸建ての耐震診断にかかる費用の一部に対し、補助が受けられます。

  • ▶︎利用要件(一部抜粋)
  • ・昭和56年5月31日以前に着工された建築物であること
  • ・建築物の所有者(市税の滞納が無い方)が実施する耐震診断であること
  • ・木造住宅以外の一戸建て建築物であること
  • ・大臣等の特別な認定を受けたものでない建築物であること
  • ・建築士が行う耐震診断であること など

郡上市で働く

川がある街を上空から撮影した様子

移住・転入する場合、これを機に好きなことを仕事にしたり、憧れの飲食店オーナーになったりなど、新たな仕事を始めたいと思う人も少なくありません。もちろん、UIJターンや新卒のタイミングで郡上市内での勤務を検討している人もいることでしょう。

郡上市では、“働く”をサポートする補助金制度が充実しています。

状況に合わせて補助金制度を利用し、新生活に役立てていきましょう!

学校等卒業後、1年以内に郡上市内で就職するなら
「郡上市新規学卒者等就職奨励金」

新卒者(中退者含む)が、郡上市内で就職した場合、奨励金として一律10万円相当の郡上ふるさとコインポイントが給付されます。

  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ※新規学卒者とは、市内に住民登録を有する方で、学生等であった方のうち、卒業して1年以内の方(中退も対象)
  • ・令和6年4月1日以降に対象事業所に正規雇用された方又は後継者で、配置転換又は出向によるものでない方
  • ・市内で創業する方
  • ・市外に主たる事業所を有する対象事業所に正規雇用された方で市内に勤務する方
  • ・正規雇用時、後継者として就業、創業時の年齢が、満49歳以下の方
  • ・奨励金の交付後も引き続き5年以上、市内において就業する意思のある方

郡上市内の企業に就職するなら家賃支援金が受け取れる
「住宅確保補給金」

離職等に伴い収入がなくなってしまうと「家賃が払えない!」という不安がつきものです。そんな状況の人に対し、補給金として家主さんへ家賃相当を支払ってくれる制度があります。

離職者だけでなく、廃業から2年以内または休業等で収入が減少した人も対象となります。

  • ▶ 給付の条件
  • ・給付期間内に誠実な就職活動を行っていること
  • ▶ 奨励金の対象者(一部抜粋)
  • ・主たる生計維持者が離職・廃業後2年以内であること。または個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少していること。

なお、受給期間は3ヶ月間ですが、状況によっては延長や再延長も可能です。世帯の人数により給付額が異なるため、「ふくし相談支援センター」へ必要書類とともに相談してみましょう。

資格取得も応援!
「郡上市中小企業人材スキルアップ支援事業補助金」

市内に事業所がある中小企業で勤める人を対象とした、事業に関連する資格や免許を取得する際のスキルアップをサポートする制度。

なお、補助金の受け取りは、個人ではなく事業所側。予算に達してしまうと支援を受けることができない場合もあるため、まずは取得希望の資格が対象かどうか市のHPで確認してみましょう。

  • ▶ 給付金の額
  • ・補助対象経費の50%(上限は1事業所あたり20万円)
  • ▶ 補助対象経費
  • ・資格等取得にかかる講習等の受講料、研修費及びテキスト代
  • ・資格等の受験料、初回登録時の登録料

郡上市で介護職員として働くなら最大100万円を受け取れる

介護職員が車椅子に乗った男性の肩に両手を添えて話しかけている様子

業界的に人手不足が続く介護の仕事。郡上市では、介護業界の人員を確保するために介護事業所職員に対し、奨学金返済・初任者研修の受講費用に対する助成が受けられます。

「介護職員奨学金返済支援補助金」(最大100万円)

奨学金を受けて大学や短大、専修学校、高校に進学・卒業し、市内の介護事業所に就職した人に対して、奨学金の返済を支援する制度です。奨学金の返済中で介護職に就く場合などに活用したい制度だといえます。

  • ▶ 補助金の額
  • ・該当する年度内に返済した奨学金の額(上限20万円・最長5年)
  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・郡上市内の介護事業所に就職し、今後5年以上継続して勤務する意欲のある人
  • ・郡上市内に住所があり、住んでいる人

「介護職員初任者研修受講費用助成制度」(最大10万円)

介護職を目指すなら、初任者研修の講座の受講費用が必要です。その一部を助成する制度もあるため、資金面に不安がある人でも介護の仕事にチャレンジできますね!

  • ▶ 助成金の額
  • ・受講料の全額(上限10万円)
  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・初任者研修の修了証明書の交付を受けた人
  • ・介護職として就労を希望する方又は自宅において家族の介護をする人

郡上市で開業する

暖簾がかかったお洒落なお店の前に並んでいる笑顔の男の子とその両親

自分の”好きなこと”を仕事にし、開業したい!と希望する場合、お店が必要なケースもあります。そんな時に活用したい場所が空き店舗や空き家。そのままで利用できれば良いですが、改修が必要なこともあるでしょう。郡上市には、開業する人をサポートする補助金や奨励金も充実しています。

移住・転入後を機に開業を視野に入れているなら、開業資金の一部として活用したいところです。

空き店舗や空き家の改修をするなら
「郡上市空き店舗等活用事業補助金」最大50万円補助

落ち着いた雰囲気のお店の厨房にたつ男性

市内の空き店舗等を活用し、小売業や飲食店、サービス業などを営もうとする人をサポートする制度です。なお、予算の範囲内で給付される補助金のため、給付を希望する場合は早めに申請しておく方が良さそうです。

  • ▶︎補助金の額
  • ・補助対象経費の2分の1以内の額(上限50万円)
  • ▶対象者(一部抜粋)
  • ・市内の空き店舗及び空き家を活用して、小売業や飲食店、サービス業等を営もうとする個人や法人、その他の団体
  • ▶ 対象経費(一部抜粋)
  • ・空き店舗等の改修に係る経費(当該空き店舗等において行う事業に必要な範囲内のものに限 られるため、建物及び備品の購入費は含まれません)

新たに店舗や事務所を新築、増設、移設をするなら
「郡上市小規模事業支援事業補助金」

市内で店舗や事務所等を新築または増設、移設し、“小規模事業者”として開業したいと思っている人をサポートする制度です。

  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・製造業その他の業種:従業員20名以下
  • ・商業やサービス業:従業員5名以下の小規模事業者。または小規模事業創業者

《建物を設置するときの補助》

  • ▶︎補助内容
  • ・建物や償却資産、土地に対し課税される各年度の固定資産税相当額
  • ▶︎交付期間
  • ・操業開始後、初めて課税対象となる年度から3年間
  • ▶︎交付限度額
  • ・上限なし

《建物の土地への補助》

  • ▶︎補助内容
  • ・購入した土地に対し、操業開始後初めて課税される年度の固定資産税評価額の100分の10以内の額
    ※建物や償却資産は対象外です。
  • ▶︎交付期間
  • ・課税対象である初年度1回に限る
  • ▶︎交付限度額
  • ・最大300万円

郡上市で学ぶ

水が澄んだ浅い川で遊ぶ子供たち

お子さんも一緒に移住・転入を検討しているなら、お子さんの教育にまつわるお金も気になるところです。

郡上市では、市内の学校で学ぶ人やその保護者に向けての資金面のサポートがあります。高校生以上のお子さんと一緒に移住するご家庭や、お子さんの将来を見据えての移住するという場合はチェックしておきましょう!

大学入学金等のサポート
「郡上市青少年育英奨学資金貸付制度」

高校、大学、短大、専門学校等へ入学予定の人や、在学中の人で経済的理由により就学が困難となっている学生を対象にした就学資金の貸付を行う制度です。

  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・市内に1年以上住所を有し、引き続き居住する保護者の子弟であること。
  • ▶ 奨学金内容
  • ・一時金貸付:貸付額は50万円以内
  • ・月額金貸付:貸付額は高校・高等専門学校(月額2万円以内)、大学・専門学校等(月額5万円以内)
  • ▶ 利息と返還等
  • ・一時金、月額金とも無利子貸付
  • ・在学中は返還が猶予され、卒業後から返還がスタートする
  • ・卒業後、郡上市内に住所を有し、生活の本拠地としているなら、毎年度申請することで返還額の2分の1相当、最大で年間20万円までの免除が受けられる
  • ・卒業後、介護職として市内の事業所で就職する場合は別途、返還支援制度が利用できる。

金利2%以下で教育ローンも支援
「郡上市教育ローン利子補給制度」

子どもや兄弟等を大学等に就学させるために、教育ローンを借り受けることもあるでしょう。このような場合は、経済的な負担を軽減できる利子補給金が活用できます。

  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・市内に1年以上住所を有し、かつ、居住していること。
  • ・世帯所得の総額が、生活保護法による保護の基準に定められる額の2.5倍未満であること。
  • ▶ 対象となる教育ローン
  • ・消費者金融を除く民間金融機関や、日本政策金融公庫から借りたもの
  • ・一括100万円以上を証書貸付で借り受け、年利が1%を超えているもの
  • ・1人につき300万円以内
  • ▶ 利子補給額
  • ・借入利率が年利2%未満なら、借入利率で算出した額
  • ・借入利率が年利2%以上なた、2%で算出した額(最大6万円)
  • ▶ 利子補給をする期間と年数
  • ・期間:毎年度分(4月~3月分)
  • ・年数:在学中の正規の修学年数(短大の場合は2年間、大学の場合は4年間など)

高校生のお子さんの通学費をサポート
「郡上市高等学校通学費補助金」

川のそばの鉄橋を走る赤い電車が満開の桜越しに映った風景

市内の高等学校に在籍するお子さんが長良川鉄道や路線バスを利用して通学する場合、通学定期券購入費用の一部に対し、サポートが受けられます。

申請が認められていれば、補助金相当額を差し引いた金額で定期券の購入が可能です。

  • ▶ 対象者(要件あり)
  • ・郡上市在住で郡上市内高等学校に通学する生徒の保護者
  • ▶その他条件/詳細はこちら
  • 郡上市子育て支援サイト「わわわ」:その他の情報

郡上市で家族と暮らす

草原で手をつなぐ幼い女の子と両親

「移住を決定するなら、子どもが小学校に入学する前に・・・」と考えるご家庭は多いです。

小さなお子さんと一緒のファミリー世帯が安心して移住するには、子育てや子どもの医療費などへの支援はチェック必須のポイント!郡上市は子育て世代への支援も充実しているので、どんな制度があるのかまとめました。

市内の体育施設は使用料無料!

郡上市は、市民が市内の体育施設を使用する場合、屋内外施設を問わず、営利目的ではないなら無料で利用できます!

照明やシャワー室の利用は有料となりますが、運動を通したお子さんとのふれあいや、体育館内で行うスポーツ等の練習時などに活用できそうです。

お子さん3人以上なら
「がんばれ子育て応援事業」商品券10万円分毎年給付

郡上市では、3人目以上のお子さんがいる家庭を対象に、「郡上市共通商品券」を給付する制度があります。出費がかさむ子育て世代には嬉しいサポートだといえますね。

  • ▶︎対象者
  • ・市内に居住する3人目以上のお子さんがいる家庭
  • ▶︎対象期間
  • ・3人目以降のお子さんが5歳になるまでの6年間
  • ▶︎給付額
  • ・毎年10万円相当の「郡上市共通商品券」

こどもの医療費は保険適用分、全額助成!
「乳幼児・小中学生/高校生等福祉医療費助成制度」

子どもの通院・入院は、医療費以外にも交通費や食事代などお金がかかります。郡上市では、市内に住所を有する0歳~18歳の子どもを対象として、 通院・入院にかかる保険適応分の自己負担分を全額免除する医療費助成制度があります。

家計の負担を軽減できるだけでなく、安心して病院を受診し、適切な医療を受けることが叶いますね。

  • ▶︎対象年齢
  • ・0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで
  • ▶︎助成内容
  • ・通院・入院費のうち、医療機関で保険適応となった料金の全額
  • ▶助成の対象外となる費用
  • ・入院時の食事療養費・生活療養費、部屋代の差額
  • ・医師の文書代、薬の容器代
  • ・健康診断に伴う費用  など

赤ちゃん連れの外出も安心!
「授乳とおむつ交換可能な赤ちゃんの駅」

お子さん連れで外出するときは、授乳やおむつ交換ができる場所を把握しておきたいもの。 そんなパパやママなど子育て世代をサポートするべく、郡上市では“子育てを市民みんなで支える”という取り組みが実施されています。

その取り組みは、市内のさまざまな施設に授乳とおむつ交換ができる場所として『赤ちゃんの駅』設置を進めること。

おむつ替えスペース 授乳スペース

利用できる施設には画像のような赤ちゃんのマークがあるので、急な授乳やおむつ交換でも安心です。

  • ▶︎利用可能な施設
  • ・市役所本庁舎や図書館、福祉センターや駅などの公共施設
  • ・取組みに賛同した協力店舗(スーパーや喫茶店、飲食店など)

各施設の情報や利用時間は、郡上市子育て支援サイト「わわわ」で確認してみてください。

お子さんが病気になった時の保育をサポート
「病児・病後児保育事業」

「子供が病気になってしまったけれど、仕事を休めない」「子どもの病気が治りきっていないので保育園にはまだ登園できない・・・」という状況は十分に考えられます。

郡上市には、このような状況下でも受けられる保育のサポートがあります。

利用前に登録さえ済ましておけば、市内2箇所の病院付設型で、病児・病後児保育が利用できます。病気回復期等で保育園などへ登園が難しい場合だけでなく、感染性に疾患していても回復期にあるなら、他の子供さんとは別に保育してもらえるため安心です。

  • ▶ 対象者(一部抜粋)
  • ・市内在住の生後6ヶ月から小学校3年生までの児童
  • ・かかりつけの医師がこの施設の利用を認めている児童であること
  • ▶ 病児・病後児保育室
  • ・郡上市民病院、国保白鳥病院に付設
  • ▶ 利用定員・利用料等
  • ・利用定員:4名
  • ・利用期間等:原則として7日以内(8時〜18時)
    ※土、日、祝、年末年始は休み
  • ・利用料金:2,000円 (1日)

郡上市内のスキー場はリフト券の優待が受けられる!
「郡上市内スキー場リフト優待制度」

雪が積もった場所で遊ぶ二人の子供

郡上市内には10カ所ものスキー場があります。ご家族でスキーやスノーボードといったウィンタースポーツを楽しむためにも、各スキー場で受けられるリフト優待制度を活用しましょう。

  • ▶︎リフト1日券(無料)の対象者
  • ・市内の幼稚園、保育園、認定こども園に在籍する3歳以上の園児
  • ・市内の小中学校、郡上特別支援学校(小中学部)に在籍する児童生徒
  • ▶︎リフト1日券(1,000円)の対象者
  • ・無料リフト券対象者のの保護者(1家族最大2名まで)
  • ・郡上市内の高等学校に在籍する生徒
  • ・郡上特別支援学校(高等部)に在籍する生徒
  • ・市内の中学校、郡上特別支援学校(小中学部)を卒業した、18歳までの未成年者すべて

自然と文化に触れられる郡上のまちで心が豊かな暮らしを始めませんか

きれいな庭園に面した座敷でくつろぐ女性

市域の90%を森林が占める緑豊かな郡上のまち。

そんな郡上市では、転入や移住を検討している人に向けて、住まいや仕事、新生活や子育てへの支援など、さまざまなサポートが設けられています。受け取れる補助金の額は制度によって異なるため、 給付される金額の確認や移住については“郡上・ふるさと定住機構”へ相談してみましょう。

穏やかな時間が流れる郡上には、心と体だけでなく“家計も豊かになる暮らし”が待っています。今回ご紹介した補助金制度を賢く活用し、準備を進めていきましょう!

■移住相談はこちら 郡上・ふるさと定住機構

■空き家情報はこちら 空き家バンク

■お試し移住体験はこちら 暮らすように旅する~農家民宿でプチ移住体験! 郡上暮らし体験“オーダーメイドプラン”

■郡上の魅力はこちら https://tabitabigujo.com/appeal/

この記事を書いた人

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IROIRO郡上 編集部

IROIRO郡上コラムは、郡上市ふるさと定住機構監修のもと、「郡上市ともっと関わりたい!」「住んでみたいかも!」と思い立った人に役立つ情報をお届けするメディアです。郡上市で暮らす人や、地元に根付く企業のほかイベントや移住支援情報など、観光以外の郡上市の魅力を発信していきます。

Photographs by IROIRO郡上編集部

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〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷130-1

TEL 050-5370-7310 (平日10:00-17:00)