
【岐阜県】絶景が見渡せるキャンプ場4選
郡上の自然を大満喫できる人気アウトドアアクティビティーのひとつ「キャンプ」。
ブームは落ち着き傾向にあるともいわれていますが、本気のキャンプ好き、自然好きにブームなんてありません!郡上のキャンプ場は毎週末、多くのキャンパーさんで賑わっています。なかでも、今回紹介する3つのキャンプ場は、冬はスキー場として営業しており、スキー場の特徴をいかした山の上から絶景が楽しめるキャンプ場としても人気です。
標高が高いこともあって、比較的涼しい傾向にあり、暑くてキャンプができないという灼熱の期間はほんの数週間です。
目次 ・大日ヶ岳で迎えるご来光は胸に刻まれる絶景「ダイナランド キャンプ場」 ・段々に勾配で仕切られた絶景区画が人気の「アルペン アウトドアーズ しろとりフィールド」 ・周囲を山々に囲まれた秘境感漂う隠れ家「アウトドアイン母袋(もたい)」 ・東京ドーム18個分の敷地で山遊び「エナジー アクティブ フィールド しらお」

大日ヶ岳で迎えるご来光は胸に刻まれる絶景
「ダイナランド キャンプ場」
冬は「ダイナランドスキー場」として営業するこちらのキャンプ場、西日本屈指の規模を誇り、50年以上もの間営業を続けている歴史あるスキー場です。
ダイナランドスキー場は「アサダイナ」とよばれる、サンライズとともに滑走できる早朝営業が人気で、「滑る人しか味わうことのできないご来光は、一見の価値あり!」といわれてきたのですが、キャンプ場ができたことによって、スキーやスノーボードをしない方でも、山頂での日の出を満喫することができるようになりました。
キャンプベースは、標高1,000m近くのところにあり、視界を遮る建物もなく、広大な景色を味わうことができます。
特に景観が良いのは、「区画オートプライムサイト」と「デッキサイト」。予約の際にチェックしてみてくださいね。




清潔感ある設備と畑体験も!
2022年に営業を開始したこちらのキャンプ場。清潔感のあるきれいなトイレなどの設備も好評です。
また、7月から10月の中旬までは、山の斜面で育った野菜の収穫を体験することもできます。季節によって変わる旬の野菜が収穫できます。また畑で採れた新鮮な野菜は売店で売られることもあるので、キャンプ食材に利用したら、より自然の恵みを感じられるかもしれません。


ダイナランド キャンプ場 住所:岐阜県郡上市高鷲町西洞3035-2 TEL:0575-72-6636 営業期間:4月下旬~10月中旬
段々に勾配で仕切られた絶景区画が人気の
「アルペン アウトドアーズ しろとりフィールド」

アウトドアショップが運営するこちらのキャンプ場は、冬になると「ウィングヒルズ白鳥リゾート」として営業するスキー場になります。
テントサイトは絶景が望めるLOOKエリアと、木陰をで過ごせるBASEエリアの大きく二つに分けられ、そのなかでも、絶景LOOKエリアには、勾配を活かして利用者の視界が重ならないように区切られた「オート眺望A区画サイト」と、ペットと一緒に泊まれるように柵でしっかりと区画分けされ、プライベート空間も約束された「オート眺望ペット区画」に分かれています。
どちらも満天の星空と朝陽夕陽が味わえる最高の立地です。


アウトドアショップならではのレンタル品
スキーやスノーボードグッズと同じく、キャンプ用品のレンタルも充実しており、リーズナブルな価格で圧倒的な品揃えの中から気軽にレンタルすることもできるため、荷物を減らせるだけでなく、気になっていたアイテムをお試しできる場所をしても人気です。
日本でも数台しかないといわれているスノーピーク最大級の自立式シェルター「リゲルPro.」もレンタルが可能。最高級テントを堪能することもできます。
天然温泉が無料!個室天然風呂(有料)もあり
チェックインをすると、ゆらんランキングロケーション部門第一位にも輝いたことがある天然温泉「満天の湯」のチケットがもらえます。チェックアウトの日まで使えるので、好きなタイミングでゆっくりと温泉を満喫できるのも人気のポイント。家族やカップルで利用したい方には、個室貸し切り天然風呂が10室完備(有料)されているのも嬉しいですね。
アルペン アウトドアーズ しろとりフィールド 住所:岐阜県郡上市白鳥町石徹白136-1-1 TEL:080-5811-9030 (受付時間: 10:00〜15:00) 営業期間:4月下旬~12月上旬
周囲を山々に囲まれた秘境感漂う隠れ家
「アウトドアイン母袋(もたい)」
東海北陸自動車道「ぎふ大和I.C」から20分ほどで到着する母袋(もたい)という集落にあるキャンプ場。ここも冬はスキー場として営業しています。
山頂付近にあるオートキャンプ場にはAC電源付きサイトと電源なしサイトが44区画、バンガローが39棟も点在します。ペットと宿泊可能なサイトやバンガローもあり、愛犬家さんからも人気です。
スキー場という傾斜をいかした絶景と、整備されすぎていない自然な景観が両方味わえるキャンプ場で、リピーターが多いのも特徴です。


アスレチックに釣り堀などアクティビティも満載
フィールドアスレチックや、マス掴み、釣りぼりに沢登りなど、自然を感じられるアクティビティが多く、宿泊者限定の天然温泉もあるので、ここですべてが完結するところも嬉しい!オーナーさんによると、「カモシカや鹿、狐、狸など、いろんな動物が生息していて、ときどき現れますよ」とのこと。夏にはクワガタやカブトムシを見つけに来る方も。ぜひご家族で絶景を楽しみながらお子さんと大自然を体験をしに来てくださいね!
アウトドアイン母袋(もたい) 住所:岐阜県郡上市大和町栗巣1728番地 TEL:0575-88-3155 期間:5月上旬から10月中旬
東京ドーム18個分の敷地で山遊び
「エナジー アクティブ フィールド しらお」



2018年に幕を閉じた「しらおスキー場」が2022年広大な敷地で山遊びが楽しめる「エナジー アクティブ フィールド しらお」へと生まれ変わりました。エリアごとにコンセプトが定められており、AREA1の I~M区画は特に眺望が素晴らしく、天然芝、きれいな水場、AC電源(ペットOK区画もあり)と、快適さと優雅さを兼ね備えています。
山脈に落ちる夕陽は格別。星空が頭上だけでなく正面にも広がるような絶景をぜひお楽しみください。


冬は無料でこたつが借りられる!
この施設はテントのレンタルが一律2,000円ということもあり、あえていつもと違ったテントを利用してみる方も多いのだとか。その他のレンタルグッズも充実しているので、フルレンタルで食材だけ調達してきて過ごすのもOKです。
さらに、オフシーズンにはストーブやこたつ、ホットカーペットが無料で借りられるので、冬季キャンプデビューの方にもありがたい!
キャンプはどうしても荷物が増えて、前後に予定を組みにくいという点がありますが、最小限の荷物で来られたら、そのまま高山や白川郷へ観光♪なんてプランもいいかもしれませんね。
高級感ある充実の設備も人気
東海北陸自動車道、白鳥I.Cから10分ほどと立地もよく、白鳥I.Cの近くには人気の温泉「かみほの湯」もあります。施設内にもまだ新しくきれいなコインシャワーや、雨の日などに上映会を実施するシアタールームも。雨の日も、寒い日も、山の天気の変化で楽しみ方が変わってどんな日も素敵な思い出になる注目のキャンプ場です。
エナジー アクティブ フィールド しらお 住所:岐阜県郡上市白鳥町六ノ里1410 TEL:070-2221-1072 期間:年中営業(雪の状況による場合があるのでHPをチェック)
まとめ
郡上の面積の89%が森林ですが、その大自然を山の上から眺められる場所は多くなく、こういったスキー場をキャンプ場にした施設はとても貴重です。山脈に沈む夕陽を眺め、真っ暗な世界で満天の星空を見上げ、鳥のさえずりと朝陽で目が覚めるような体験をしてみませんか?運がいいと雲海が広がることもあります。岐阜や名古屋から1時間ちょっとで行ける別世界に何度か浸ると、今までとはまた違った価値観が芽生えたり、日常にも変化が生まれるかもしれません。
春には山菜に桜、夏には川遊び、秋はきのこに紅葉を楽しみながらキャンプを、冬はスキーやスノーボードなど、春夏秋冬すべての季節を余すことなく楽しむことができる郡上の季節をすべて体験してほしい!
今年はどのシーンから遊びに行きますか?お待ちしています!
