【大雪郡上】POW×GOE「奥美濃で雪について皆で考える夜」 イメージ

\イベント情報/ 【大雪郡上】POW×GOE「奥美濃で雪について皆で考える夜」

~100年先も郡上に遊べる雪山を残すために、今、私たちができること~

今シーズン、郡上は何年かぶりの大雪に見舞われ、最北部では約3m、郡上八幡市街地でも50cmを超える積雪を記録しました。しかし、このような冬の風景は、私たちが子どもだった頃には当たり前の光景でした。近年の暖冬による雪不足は、地球温暖化による気候変動が原因とされており、このままでは冬季の平均気温が上昇し「雪が降らない冬」が当たり前になるかもしれません。

このイベントでは、雪のフィールドを守るために、スキーヤー・スノーボーダーが中心となって気候変動問題の解決に取り組む「POW JAPAN」さんをお招きし、気候変動のメカニズムとその影響について学び、地域やスキー場が取り組めること、そして私たち一人ひとりができるアクションについて考えます。さらに、POW JAPANメンバーと一緒に滑るナイターセッションや、来シーズンのリフト券が当たるじゃんけん大会も開催!

環境問題に関心がある方、雪を愛するスキーヤーやスノーボーダー、地域の方々、どなたでも大歓迎です。
このイベントを通じて、雪の未来について楽しみながら考え、行動を起こすきっかけにしましょう。

(追記 2025.2.27)
イベント当日は、会場となるダイナランド協力のもと全電力を「ぎふ清流Greenでんき(岐阜県産のCO₂フリー電力)」に切り替え、再生可能エネルギー100%で営業します。

POW JAPAN (Protect Our Winters Japan)とは

Protect Our Winters は2007年にスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズによってUSで設立され世界15カ国に広がる気候危機から冬を守るために活動している環境団体です。POW JAPANは、プロスノーボーダーの小松吾郎さんを中心に2019年2月から活動を展開しています。長野県白馬エリアを拠点とし、「行動する仲間たちを増やす」「スノータウンのサステナブル化を促す」「市民の立場から社会の変化を促す」という3つの柱を軸に活動しています。

POW JAPANは、気候変動がスノーフィールドに与える影響に危機感を持ち、アウトドアアクティビティを愛する人々と共に、脱炭素社会の実現を目指しています。啓発活動、気候マーチの実施、選挙への参加推進、政策提言などのアクションを通じて、人々の行動変容を促し、気候変動問題の解決の近道となる社会のシステムチェンジを目指して取り組んでいます。

POW JAPAN ロゴ https://protectourwinters.jp/voice-action2024/

「楽しみながら、たまには雪の未来も考えてみよう」

▼ イベント内容

環境プログラム

気候変動のメカニズムとそれがスノーフィールドに与える影響や国内外で起きている現象を知り、問題解決に向けて私達ができる
「行動や選択を一緒に学び、考えるプログラム」Talker:POW JAPAN代表理事 小松吾郎

Photo: HPCA TOUR東京

TALK SESSION

「100年先も郡上に遊べる雪山を残すために」未来を創造するトークセッション。

この奥美濃(郡上)エリアで、地域やスキー場が取り組めることは何か。
POW JAPAN の活動や他エリアの実例を交えて「冬を守るために何ができるか?」をそれぞれの立場で考え、語り合います。

Photo:BIWAKO PEACEFUL CARNIVAL
Photo: HPCA TOUR札幌

トークセッションメンバー

地域に暮らす人、一人のスキーヤー、スノーボーダーとして何を受け取りどのようなActionに繋げるか。
未来に向けて自分たちができること、何を選択するべきなのか共に考えましょう。

じゃんけん大会

来シーズンのリフト券やPOW,GOEのアイテムなどプレゼントが当たる抽選会!

RIDING SESSION 〜CO2フリーナイト〜

POW JAPAN事務局メンバー(代表理事 小松吾郎さん、髙田 翔太郎さん、脊戸柳 武彦さん)と一緒に滑るナイターライディングセッション。もちろん奥美濃(郡上)メンバーも参加します!
※要ナイター券
※任意参加です

この日の営業は「今できることは何か?」を形に、会場となるダイナランドの協力のもと、リフトや照明など全施設の電力を「ぎふ清流Greenでんき(岐阜県産のCO₂フリー電力)」に切り替え、 100%再生可能エネルギーで営業します!!

期間: 2025.3.8
高輝度のLED照明を採用したナイターゲレンデ

環境に配慮した電力を感じながら、クルージングを皆でワイワイ、またリフトでは語らいながら、この日にしか体験できない特別なナイターセッションを楽しみましょう!


▼ イベント詳細

イベント名:
大雪郡上「奥美濃で雪について皆で考える会」

日程:2025年3月8日(土)18:00〜
会場:ダイナランドスキー場 センターハウス1F「ルアール」
GoogleMAPで見る

参加費:無料(駐車料金無料)
事前予約:不要(誰でも参加OK)

タイムスケジュール;
18:00 OPENING TALK
18:30 環境プログラム
19:15 TALK SESSION
20:00 じゃんけん大会
20:30 〜 RIDING SESSION

主催:一般社団法人 郡上市観光連盟
共催:一般社団法人 Protect Our Winters Japan
共催;郡上市アウトドア事業者協議会(GOE)
協力:(株)中部スノーアライアンス
後援:郡上市

▼ お問い合わせ先

一般社団法人 郡上市観光連盟
TEL: 0575-66-1235
問い合わせ時間: 8:30〜17:15(土日祝日は休業)

メールでお問い合わせ


思えば私たち世代が子どもの頃、このくらいの積雪量は特別でもなんでもなく、冬の日常の風景でした。
除雪されてできた雪の壁の間を通って学校へ行っていたし、ソリ遊びやかまくら作りなどの雪遊びが家の前でできました。
休みの日は家族や友達とスキーに行くことが楽しみで、それが当たり前でした。

近年の暖冬で雪が降らなくなり、それはそれで生活は便利ではあるけど、あるはずのものがない違和感にどこか不安を感じずにはいられません。

このまま何も対策をとらなければ、地球の平均気温は2100年に産業革命前と比べて5℃程度上昇すると言われています。
冬に雪が降らないどころか、豊かな自然環境や多様な生態系まで失うことになりかねません。
そしてそれは、このフィールドで遊ぶ子ども達の笑顔も奪うことに繋がります。

私たちは、雪が降らないふるさとの姿に慣れてはいけないのです。

もし温暖化が私たちの影響によるものなら、そして食い止める力があるのなら、
何を選び、どう行動すべきでしょうか。

100年先の郡上に遊べる雪山を残すために、一緒に学び、一緒に考え、アクションに繋げましょう。

郡上市アウトドアコンシェルジュ



RELATED POSTS
関連する記事